『東京風景史の人々』『ヴィクトリア朝偉人伝』『女が女を演じる 文学・欲望・消費』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年2月あたり)。

東京風景史の人々 (中公文庫)

東京風景史の人々 (中公文庫)

★『東京風景史の人々』(海野 弘 著/中央公論新社/1,100円)【→amazon
電気照明輝く銀座、新興の盛り場新宿、浅草の路地裏、隅田川の工場風景―。昭和・大正・昭和と、小林清親鏑木清方木村荘八竹久夢二ら、画家たちのまなざしが発見した東京の風景をとおし、「モダン都市東京」の光と闇を描く。
ヴィクトリア朝偉人伝

ヴィクトリア朝偉人伝

★『ヴィクトリア朝偉人伝』(リットン・ストレイチー/[著] 中野康司/訳/みすず書房/3,990円)【→amazon
ナイチンゲールは本当に“ランプを持った貴婦人”だったのか?アーノルド博士からゴードン将軍、マニング枢機卿まで、偉人たちの実像に迫った評伝の古典。
女が女を演じる―文学・欲望・消費

女が女を演じる―文学・欲望・消費

★『女が女を演じる 文学・欲望・消費』(小平麻衣子/著/新曜社/3,780円)【→amazon
明治から大正期にかけて、消費文化の成立とともに登場した“新しい女”たち。彼女たちは社会に承認されるのか、“女であること”への抵抗は可能なのか。文学と演劇・ファッション・広告などの領域を超えて、ジェンダー規範の成立過程を明らかにした意欲作。