『毒性元素 謎の死を追う』『読本事典 江戸の伝奇小説』『宮大工西岡常一の遺言』
本日の読みたい本・おすすめ版(2008年2月あたり)。
- 作者: John Emsley,渡辺正,久村典子
- 出版社/メーカー: 丸善
- 発売日: 2008/02/29
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (1件) を見る
毒性物質を生む元素をめぐる「化学」「歴史」「犯罪」の本。5元素(水銀、ヒ素、アンチモン、鉛、タリウム)を主役、12元素(カドミウム、フッ素、ニッケルほか)を脇役として、発見史や性質、環境中濃度、用途、中毒事故・事件を紹介しました。暮らしや事故・事件とからめて物質の素顔を眺めるうち、『化学』にぐっと興味が湧いてくる…かもしれません。『歴史』がお好きな方は、ニュートン(1章)、ナポレオン(3章)、モーツァルト(4章)、ヘンデルやベートーベン(5章)と元素にまつわる意外な話が楽しめます。『犯罪』の話では、犯人の生い立ちから犯罪の成り行きを経て裁判・処罰まで、たいへん克明な記録が残っていることに驚かされます。
- 作者: 国文学研究資料館,八戸市立図書館
- 出版社/メーカー: 笠間書院
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本
- クリック: 1回
- この商品を含むブログ (1件) を見る
経済力抜群の大名家、八戸南部家が買い上げた、美本の数々…。これらを中心に、歴史とその全貌を紹介する。
- 作者: 山崎佑次
- 出版社/メーカー: 彰国社
- 発売日: 2008/03/01
- メディア: 単行本
- 購入: 1人 クリック: 29回
- この商品を含むブログ (5件) を見る
お金とはまったく無縁だったけれど、千年先のことを想いながら、堂々と仕事をした宮大工西岡常一。いまどきの日本人がすっかり忘れかけた、とびっきり骨太の生き方が、ここにある。