なぜニセ科学を叩く人は一般にヘンな目で見られないで、歴史修正主義者を叩く人はヘンに見られるのか

こんなブックマークから。
はてなブックマーク - 上から目線ゲームの掲示板について - 愛・蔵太のすこししらべて書く日記

2008年03月30日 Apeman テキトーなこと書いて批判されまくってもじっと我慢していれば「論争の目的が○○氏を叩くことに変化しているような」とか言ってやるひとが登場するので疑似科学はやっかい

 擬似科学批判と比べると歴史修正主義批判者のほうが圧倒的に自分の政治的立場を名言し、その左寄り的イデオロギーを丸出しにしていて、右寄り批判と同じ手法で「歴史修正主義」的テキストを叩いているところが、あんまり好感度が持たれない(どっちもどっち、的にしか支持されない)原因なんじゃないかと思います。
 だって、普通の人間は右寄りの人も左寄りの人も、政治に興味持ってる人にたいして興味ない(というより、はっきり言ってウザいと思っている)わけで。
 正しいことを言っているのに、なんで信者は増えても広がりがないのか、について、反・歴史修正主義者の人たちは考え直してみるといいと思います。
 ぼくのサイトでも、少し人気あるのは、ニセ科学を批判しているテキストだったりするわけですが。歴史修正主義者のレッテル貼りされてる人(=ぼく)が、ニセ科学を批判する(なおかつ、ブックマークでけっこう注目度が高い)というのは、ぼくの「歴史」に関する姿勢と「ニセ科学」に関する姿勢が同じで、その「一般性」の違いだと思います。つまり、歴史より科学(ニセ科学)に、ネタとして面白い人がいる、という興味を持つ人が多い、ということで。
ちょう化学兵器「アスパルテーム」について - 愛・蔵太の少し調べて書く日記
「右を叩くのに左で悪いことはないだろう」とはまぁ、もっともなことではありますが、ニセ科学を叩く科学者の場合と比べると、「どっちもどっち」度が高くなるわけです。イデオロギーなんて所詮幻想(ニセ現実)なんですから。