『明治の迷宮都市 東京・大阪の遊楽空間』『なぜ、日本は50年間も旅客機をつくれなかったのか』『女子の国はいつも内戦』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。

★『明治の迷宮都市 東京・大阪の遊楽空間』(橋爪紳也/著/筑摩書房/1,260円)【→amazon
明治期日本の大阪・東京は、欧米文化を急速に織り込みながら、近代都市へと転生していく。そのはざまに、人々が快楽をもとめて遊歩する、“仮象の街”ともいうべき空間が生み出された。見世物小屋、百貨店、パノラマ館、高塔、博覧会―。都市とは、その存在自体が見世物である。今日も形を変えて残るこれらの空間を通して、都市の記憶を蘇らせる。雑誌連載「アミューズメントスペース事始め」から、映画館・住宅展示場・市中温泉などの論考を収録する増補決定版。
なぜ、日本は50年間も旅客機をつくれなかったのか (だいわ文庫)

なぜ、日本は50年間も旅客機をつくれなかったのか (だいわ文庫)

★『なぜ、日本は50年間も旅客機をつくれなかったのか』(前間孝則/著/大和書房/880円)【→amazon
海外メーカーの下請けに甘んじている日本の航空機産業。かつては零戦をはじめ名機をつくり上げ、現在も自動車などの重化学工業で世界のトップを走る日本が、なぜ半世紀近くも国産旅客機をつくれなかったのか?そこには幾多の問題が立ちはだかっていた。果たして国産旅客機は誕生するのか。加筆・新編集文庫化。
女子の国はいつも内戦 (14歳の世渡り術)

女子の国はいつも内戦 (14歳の世渡り術)

★『女子の国はいつも内戦』(辛酸なめ子/著/河出書房新社/1,260円)【→amazon
ご存じでしょうが、女子は階級社会です。女子は誰もが知っていたけど、恐ろしくて語られなかった真実。この戦場の生き残りかた、教えます。