『世界史をどう教えるか 歴史学の進展と教科書』『ケータイチルドレン 子どもたちはなぜ携帯電話に没頭するのか?』『1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。

世界史をどう教えるか―歴史学の進展と教科書

世界史をどう教えるか―歴史学の進展と教科書

★『世界史をどう教えるか 歴史学の進展と教科書』(神奈川県高等学校教科研究会社会科部会歴史分科会/編/山川出版社/1,890円)【→amazon
この三十年ほどの歴史研究の進展によって、高校世界史の教科書は大きく書き替えられている。高校教師の視点から、新しい世界史をどう教えるか。日々、研鑽を積み重ね、議論をくりかえすなかでまとめられた10本の研究報告。 第1章 古代オリエント史第2章 古代ギリシア・ローマ史第3章 インド・東南アジア史第4章 東アジア・内陸アジア史第5章 イスラーム史第6章 ヨーロッパ中世史第7章 ヨーロッパ近世史第8章 ヨーロッパ近代史第9章 アジア近代史第10章 20世紀の歴史 ★『ケータイチルドレン 子どもたちはなぜ携帯電話に没頭するのか?』(石野純也/著/ソフトバンククリエイティブ/767円)【→amazon
四六時中ケータイを手にし、画面に没頭している子どもたちに「なぜそこまで?」と違和感を覚えないだろうか。本書はそのようなケータイチルドレンの本音を聞きだし、徹底分析。彼らを理解したいと思いつつも、それがかなわず悩んでいる親世代へ向けて、その実態を解説する。2008年に始まる「有害サイトフィルタリング」が、本当に子どものためになるのかなど、ケータイと子どもにまつわる新たな問題についても言及する。
1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶

1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶

★『1960年代の東京 路面電車が走る水の都の記憶』(池田信/写真/毎日新聞社/2,940円)【→amazon
東洋のベニスと称えられた水辺の都市空間。未公開の写真2万数千枚から失われた東京が甦る。