『ワンダーワード 柴崎友香漫画家対談・エッセイ集』『ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実』『パリの聖月曜日 19世紀都市騒乱の舞台裏』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年3月あたり)。

ワンダーワード―柴崎友香漫画家対談・エッセイ集

ワンダーワード―柴崎友香漫画家対談・エッセイ集

★『ワンダーワード 柴崎友香漫画家対談・エッセイ集』(柴崎友香/著/小池書院/1,300円)【→amazon
小説家、柴崎友香が織りなす7人の漫画家との対話。
ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実

ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実

★『ぼくの週プロ青春記 90年代プロレス全盛期と、その真実』(小島和宏/著/白夜書房/1,890円)【→amazon
なぜ一冊の週刊誌が業界をリードし、読者から絶大な信頼を勝ち得、週60万部を売り上げ、そして、崩壊へと導かれたのか。90年代プロレス全盛期と、その真実。『週刊プロレス』に青春を捧げた記者による平成ノンフィクション。
パリの聖月曜日―19世紀都市騒乱の舞台裏 (岩波現代文庫)

パリの聖月曜日―19世紀都市騒乱の舞台裏 (岩波現代文庫)

★『パリの聖月曜日 19世紀都市騒乱の舞台裏』(喜安朗/著/岩波書店/1,155円)【→amazon
一九世紀初頭のパリで繰り返された民衆騒乱の背景には、何があったのか。労働者が日曜日ばかりか月曜日も痛飲して休みにしてしまう「聖月曜日」の習慣、路上で物売りをして生計をたてる人びと、コレラ流行の際に流れた毒薬散布の噂、居酒屋で築かれる仲間同士の絆…。近代初めの都市の日常生活世界を生き生きと描き出した歴史叙述の傑作。