『東地中海世界のなかの古代ギリシア』『封印されたミッキーマウス 美少女ゲームから核兵器まで抹殺された12のエピソード』『テレビ、このやっかいな同居人』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年5月あたり)。

東地中海世界のなかの古代ギリシア (世界史リブレット)

東地中海世界のなかの古代ギリシア (世界史リブレット)

★『東地中海世界のなかの古代ギリシア』(岡田泰介/著/山川出版社/765円)【→amazon
紀元前2000〜1000年紀の東地中海沿岸。そこは、最古の文明の発祥地メソポタミアとエジプト、アナトリア、シリアなどの諸地域のあいだを、人とモノ、それに文化が活発に交錯する、国際色豊かな世界であった。そして、この東地中海世界こそが、古代ギリシア文明を育んだ苗床となったのである。東地中海世界の片隅に興り、古代オリエント文明の巨大な遺産を受け継ぎながら独自の自己形成をとげた、初期ギリシア文明の軌跡をたどる。 ★『封印されたミッキーマウス 美少女ゲームから核兵器まで抹殺された12のエピソード』(安藤健二/著/洋泉社/1,365円)【→amazon
1987年、小学校の卒業記念に描かれたミッキーマウスの絵がウォルト・ディズニー社の抗議によって塗り潰された…テレビや映画の話だけではない、12の「封印」現象を追う渾身のルポルタージュ集。
テレビ、このやっかいな同居人 (朝日文庫)

テレビ、このやっかいな同居人 (朝日文庫)

★『テレビ、このやっかいな同居人』(阿久 悠 著/朝日新聞出版/630円)【→amazon
テレビ登場から半世紀。テレビ番組を自ら創り、テレビをよく知り、テレビを愛した男・阿久悠が熱誠こめて語り、綴ったメディア論。テレビの本質、その魅力と悪魔性を衝きつつ、共生する術を探る。著者一流の文明批評でもあり、21世紀へ発信すべく遺されたメッセージ。

読みたい非オルタナ系
『「仮説」の作り方・活かし方 アウトプットの質を飛躍的に高める思考法! 「仮説力」を鍛えよう!』(日本能率協会コンサルティング/著/日本能率協会マネジメントセンター/1,890円)
『創造的破壊とは何か日本産業の再挑戦』(今井賢一/著/東洋経済新報社/3,360円)
『たった一人の再挑戦 50代早期退職者の行動ファイル』(加藤仁/著/文芸春秋/680円)