『さよなら「ヴィジュアル系」 紅に染まったSLAVEたちに捧ぐ』『昭和ひとけた時代 1926〜1935』『軍需物資から見た戦国合戦』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年5月あたり)。

★『さよなら「ヴィジュアル系」 紅に染まったSLAVEたちに捧ぐ』(市川哲史/著/竹書房/800円)【→amazon
80年代終盤から10年の永きにわたり、ロック少年少女、ヤンキー少年少女、文学少年少女、ナイーヴな少年少女、ついでに普通の少年少女をも巻き込んで、社会現象にまでなった“ヴィジュアル系”。己れの逃避願望を「何でもあり」の雑食性との美意識で、徹底的に突き詰めたその姿勢は、思春期特有のネガティヴィティーを抱えた十代には、「心の支え」だった。痛快にして明快、アーティストもファンも光り輝いていた「あの」時代を、XやLUNA SEAたち当事者と共に振り返る。「再結成」現象にもめげず(苦笑)。
昭和ひとけた時代―1926‐1935

昭和ひとけた時代―1926‐1935

★『昭和ひとけた時代 1926〜1935』(永沢道雄/著/光人社/1,785円)【→amazon
街を流れるスウィングジャズ。歌謡曲の甘いメロディー。花ひらいた大衆文化のもと、コミュニズムファシズムアメリカニズムと日本的秩序への愛着が交錯する驚きの時代史。漠たる不安におびえた芥川龍之介の死から二・二六事件前夜まで。世界恐慌や国際的孤立化をふかめていく世相のなかにも、生活を謳歌する庶民の暮らしぶりをたっぷりと含んで、政治、経済、社会、文化、風俗…興味津々のエピソードと事件の数々で綴る異色の昭和物語
軍需物資から見た戦国合戦 (新書y)

軍需物資から見た戦国合戦 (新書y)

★『軍需物資から見た戦国合戦』(盛本昌広/著/洋泉社/819円)【→amazon
戦国時代、大名たちが苦心したのは有事の際の軍需物資の確保だった。なかでも木材、竹は重要で、築城はもとより、武器、武具、柵、旗指物、篝火、戦場での炊事用の薪といったように、戦略・戦術上必要不可欠なものだった。戦国大名は、領国内の木材を確保してはじめて合戦が可能となった。しかし、無制限に伐採をおこなうと森林資源は枯渇してしまうため、領国内の森林の管理は、戦国大名にとっては極めて重要だった。武器、武具や築城などに必要な森林資源を戦国大名たちがどのようにして確保、管理したのか?いままでにないまったく新しい側面から戦国合戦像を明らかにする。

読みたい非オルタナ系
『あなたの運命を変える見えない力 神様の戒めと霊の障りを解く』(雲元/著/ブイツーソリューション/1,680円)
『危ない呑み方・正しい呑み方』(仮屋暢聡/著/毎日コミュニケーションズ/819円)
『すごい!人間関係力 人生に成功する人づきあいの方法』(内田雅章/著/PHP研究所/1,260円)
『成功したいなら「顔」を読め! ビジネス運を開く、『顔風水』コミュニケーション術』(鈴木香月/著/角川SSコミュニケーションズ/798円)
『ケータイ小説活字革命論 新世代へのマーケティング術』(伊東寿朗/著/角川SSコミュニケーションズ/798円)
『傷つきやすい人ほど営業は上手くなる』(津田秀晴/著/WAVE出版/1,470円)
『急成長する「健康食品・サプリ」3兆円ビジネス』(福崎剛/共著 鈴木博道/共著/ぱる出版/1,575円)
『勝つと決めた者だけが勝つ ビジネスを成功に導く38のメッセージ』(浜口直太/著/インフォレスト/1,575円)