朝日新聞「素粒子」情報をざっくりまとめてみました(これで3度目)

(追記)
素粒子」担当者は2008年1月4日より「加藤明」氏に代わっていたそうです。
【朝日】素粒子かっとばす【コラム】:イザ!
 気がつかなくて申し訳ない。
 今回のエントリー内容は前担当者・「河谷史夫」氏のことがメインです。
 加藤明氏のことはもう少しくわしく知りたいと思った。
 
 見出しはホッテントリメーカーで作りました。38users(推定)。
 
 こんな報道がありまして。
朝日新聞夕刊素粒子欄「死に神」の表現、鳩山法相が抗議 : 政治 : YOMIURI ONLINE(読売新聞)

朝日新聞夕刊素粒子欄「死に神」の表現、鳩山法相が抗議
 
 鳩山法相は20日午前の閣議後の記者会見で、これまで13人の死刑執行を命令したことで、6月18日付朝日新聞夕刊1面素粒子欄で「死に神」と表現されたことについて、「大変問題だと思う。軽率な文章については心から抗議したい」と述べた。
 法相は「死刑囚にだって人権も人格もある。(表現は)執行された方々に対するぼうとく、侮辱でもある」と話した。
 朝日新聞は「永世死刑執行人 鳩山法相」「2カ月間隔でゴーサイン出して新記録達成。またの名、死に神」などと報じた。
 鳩山法相による死刑執行命令は、17日に連続幼女誘拐殺人事件で死刑が確定した宮崎勤死刑囚ら3人の刑執行で、後藤田正晴法相が1993年3月に一時中断していた死刑執行を3年4か月ぶりに再開して以降、最多となった。
 朝日新聞社広報部の話「社としてコメントすることはありません」
 
(2008年6月20日12時51分 読売新聞)

 元テキストは、以下のところによるとこんな感じ(孫引用)。
「死に神」に怒る鳩山大臣はなぜ激するのか - 保坂展人のどこどこ日記

永世名人 羽生新名人。勝利目前、極限までの緊張と集中力からか、駒を持つ手が震え出す凄み。またの名、将棋の神様。
永世死刑執行人 鳩山法相。「自信と責任」に胸を貼り、2カ月間隔でゴーサインを出して、新記録達成。またの名、死に神
永世官製談合人 品川局長。官僚の、税金による、天下りのためを繰り返して出世栄達。またの名、国民軽侮の疫病神。

 これで「素粒子」の執筆者(河谷文夫氏)が抗議を受けたのは3度目(書評欄に関する渡辺淳一の抗議も入れると4度目? その前はよくわからない)なので、過去2回の抗議に言及しているぼくの日記にリンクを貼っておきます。
朝日新聞・「素粒子」筆者(河谷史夫)と日本考古学協会
浦安市長の朝日新聞・素粒子への抗議文
朝日新聞が「ネズミ踊り」の件で浦安市役所に返事の手紙を出した様子
 ついでにこれも。
河谷史夫氏と渡辺淳一氏のやりとりなど
河谷史夫氏と渡辺淳一氏のやりとりなど・2
 
(追記)
 結局こんなことになりました。2008年6月21日の「素粒子」。

 鳩山法相の件で千件超の抗議をいただく。「法相は職務を全うしているだけ」「死に神とはふざけすぎ」との内容でした。
 法相のご苦労や、被害者遺族の思いは十分認識しています。それでも、死刑執行の数の多さをチクリと刺したつもりです。
 風刺コラムはつくづく難しいと思う。法相らを中傷する意図はまったくありません。表現の方法や技量をもっと磨かねば。

 コラムに限らず、風刺って難しいですよね。