『マネ 近代絵画の誕生』『渥美清の肘突き-人生ほど素敵なショーはない』『現代マンガの冒険者たち 大友克洋からオノ・ナツメまで』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年5月あたり)。

マネ:近代絵画の誕生 (「知の再発見」双書)

マネ:近代絵画の誕生 (「知の再発見」双書)

★『マネ 近代絵画の誕生』(フランソワーズ・カシャン/著 藤田治彦/監修 遠藤ゆかり/訳/創元社/1,680円)【→amazon
マネとはいったい何者なのか?彼は「純粋絵画」の発明者であり、革命家なのだろうか?アカデミズムの破壊者なのか、それともティツィアーノやベラスケスの系譜に属する巨匠なのか?はたして彼は近代絵画の創始者だったのか、それとも「ある芸術の衰退期における第一人者」にすぎなかったのだろうか。
渥美清の肘突き―人生ほど素敵なショーはない

渥美清の肘突き―人生ほど素敵なショーはない

★『渥美清の肘突き-人生ほど素敵なショーはない』(福田 陽一郎 著/岩波書店/2,520円)【→amazon
本書は、渥美清クレージーキャッツをテレビの世界に引き入れ、越路吹雪にテレビ一人芝居をさせ、三谷幸喜が演劇を志すきっかけをつくり、夏目雅子の最初で最後の舞台を演出した鬼才の貴重な自伝である。戦後焼け跡からの出発、昭和二十年代の東京を駆け抜けた青春、テレビ草創期のエピソードと創造の舞台裏、数々のスターの素顔と交遊、そしてコメディやミュージカルへの熱い思いを軽妙な筆致で綴る。
現代マンガの冒険者たち

現代マンガの冒険者たち

★『現代マンガの冒険者たち 大友克洋からオノ・ナツメまで』(南信長/著/NTT出版/2,520円)【→amazon
マンガはどのように進化してきたのか?あの作家のどこがすごいのか?マンガをもっと楽しむためのガイドブック。

読みたい本・次点。
『私は外務省の傭われスパイだった』(原博文/著 茅沢勤/訳/小学館/1,575円)
『古本パンチ』(戸川昌士/著/東京キララ社/1,890円)
『法廷ライブ「セレブ妻」夫バラバラ殺害事件』(産経新聞社会部/著/産経新聞出版/1,365円)
『反中vs.親中の台湾』(近藤伸二/著/光文社/777円)
『ドイツ空軍全史』(ウィリアムソン・マーレイ/[著] 手島尚/訳/学研/1,050円)
『ドキュメント豪華客船の悲劇』(竹野弘之/著/海文堂出版/3,675円)
『小さな国の大きな奇跡 キューバ人が心豊かに暮らす理由』(吉田沙由里/著/WAVE出版/1,680円)
『土俵の真実 杉山邦博の伝えた大相撲半世紀』(杉山邦博/著 小林照幸/著/文芸春秋/2,100円)
『ソニー最後の異端 近藤哲二郎とA[3]研究所』(立石泰則/[著]/講談社/440円)
『タイ居座り日記 タイ王国バンコクで暮らす漫画家と夫と猫一匹』(猫島礼/著/ぶんか社/1,050円)
『傍観者の時代』(P.F.ドラッカー/著 上田惇生/訳/ダイヤモンド社/2,100円)
『戦後日本共産党史 党内闘争の歴史』(小山弘健/著 津田道夫/編・解説/こぶし書房/3,570円)
『第三の目 消された古代神「天目一箇命」の謎』(菅田正昭/著/学研/1,890円)
『クロード・モネの世界 陽光と色彩のメッセージ。 図録』(名古屋ボストン美術館/編/風媒社(製作)/1,890円)