『いつも旅のなか』『漫画がはじまる』『知識ゼロからの西洋絵画入門』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年5月あたり)。

いつも旅のなか (角川文庫)

いつも旅のなか (角川文庫)

★『いつも旅のなか』(角田 光代/角川書店/540円)【→amazon
仕事も名前も年齢も、なんにも持っていない自分に会いにゆこう。ロシアでは国境の巨人職員に怒鳴られながら激しい尿意に耐え、マレーシアでは釣りに行くのに12時間以上も地元の友達と飲みながら待たされ、キューバでは命そのもののように人々の体にしみついた音楽とリズムに驚かされる。明日にでも旅に出たくなるエピソード満載!五感と思考をフル活動させ、世界中を歩き回る旅を、臨場感たっぷりに描く傑作エッセイ集。
漫画がはじまる

漫画がはじまる

★『漫画がはじまる』(井上雄彦/著 伊藤比呂美/著/スイッチ・パブリッシング/1,575円)【→amazon
井上作品を何度も読み返し、「大ファン」を自認する伊藤比呂美をナビゲーターに、大学時代の思い出、デビュー当時のエピソードから、キャラクターの誕生秘話、漫画と言葉の関係性まで、自らの人生と作品を、井上雄彦がここまで語った。
知識ゼロからの西洋絵画入門

知識ゼロからの西洋絵画入門

★『知識ゼロからの西洋絵画入門』(山田五郎/著/幻冬舎/1,365円)【→amazon
ルネサンス印象主義象徴主義、モダンアート…34人の巨匠を紹介、鑑賞のヒントから画家のプロフィールまで、基本がわかる。

読みたい本・次点。
『トルコとは何か』(渋沢幸子/[ほか著]/藤原書店/3,360円)
『〈ニッポン学〉の現在 GENJIからクール・ジャパンへ』(明治大学国際日本学部/編 蟹瀬誠一/ほか[著]/角川学芸出版/1,890円)
『日本経済のしくみ』(松原聡/編著/ナツメ社/1,365円)
『寺山修司劇場美術館』(寺山偏陸/監修/パルコエンタテインメント事業局/2,940円)
『太宰治はミステリアス』(吉田和明/著/社会評論社/2,100円)
『アートのための数学』(牟田 淳 著/オーム社/2,100円)
『歴代天皇列伝 日本人なら知っておきたい「国家の歴史」』(八幡和郎/著/PHP研究所/1,575円)
『私は名もない毛もないきみまろと申します 昭和ポップきみまろ!』(綾小路きみまろ/著/ベストセラーズ/1,500円)
『誇り高き日本人 国の命運を背負った岩倉使節団の物語』(泉三郎/著/PHPエディターズ・グループ/2,730円)
『マンガ批評の新展開』(/青土社/1,300円)
『ヒマラヤの薬草・秘宝を守れ 自然と人々との生活を感じる旅へ』(渡辺高志/著/アップフロントブックス/2,625円)
『東京建築物語』(北井裕子/著 木村直人/写真 Real Design編集部/編/エイ出版社/1,575円)
『月光果樹園 美味なる幻想文学案内』(高原英理/著/平凡社/2,520円)