『待機晩成 日本一の脇役が語る人生の美学』『シェーの時代 「おそ松くん」と昭和こども社会』『語学者の散歩道』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年6月あたり)。

待機晩成 日本一の脇役が語る人生の美学

待機晩成 日本一の脇役が語る人生の美学

★『待機晩成 日本一の脇役が語る人生の美学』(笹野高史/著/ぴあ/1,470円)【→amazon
映画『武士の一分』徳平役で日本アカデミー賞最優秀助演男優賞受賞した、名脇役笹野高史の人生に学ぶ、現代の人間の一分とは。
「おそ松くん」と昭和こども社会 シェーの時代 (文春新書)

「おそ松くん」と昭和こども社会 シェーの時代 (文春新書)

★『シェーの時代 「おそ松くん」と昭和こども社会』(泉麻人/著/文芸春秋/882円)【→amazon
赤塚不二夫のマンガ「おそ松くん」には昭和30年代から40年代初めにかけての世相がちりばめられている。リアルタイムで愛読した著者が考察する、その面白さと懐かしさ―。
語学者の散歩道 (岩波現代文庫)

語学者の散歩道 (岩波現代文庫)

★『語学者の散歩道』(柳沼 重剛 著/岩波書店/1,050円)【→amazon
「賽は投げられた」は、本当は「賽を投げろ」だった?「健全な肉体に健全な精神」のもともとの意味とは?西洋古典学者として高名な著者が放つ、西洋古典が起源の英語のことわざや、意外な英語の語源、語学学習の思わぬ落とし穴など、語学学習にはもちろん日本語を書くうえでも役に立つ、蘊蓄とウィットが満載の楽しいエッセイ集。

読みたい本・次点。
『ブリティッシュ・フォーク&トラッド・ロック』(小西勝/監修/ストレンジ・デイズ/2,600円)
『フランス映画の社会史 マリアンヌのフィアンセたち』(ピエール・マイヨー/著 中山裕史/訳 中山信子/訳/日本経済評論社/3,360円)
『「難死」の思想』(小田 実 著/岩波書店/1,050円)
『千佳慕の横浜ハイカラ貧乏記』(熊田千佳慕/著/フレーベル館/1,680円)
『地球異変』(朝日新聞社/編/ランダムハウス講談社/2,100円)
『戦後ジャーナリズム事件史』(別冊宝島編集部/編/宝島社/500円)
『空の戦争史』(田中利幸/著/講談社/777円)
『新聞と戦争』(朝日新聞「新聞と戦争」取材班/著/朝日新聞出版/2,415円)
『ショッキング・ピンクを生んだ女 私はいかにして伝説のデザイナーになったか』(エルザ・スキャパレリ/著 長沢均/監修 赤塚きょう子/訳/ブルース・インターアクションズ/2,310円)
『GHQ焚書図書開封 米占領軍に消された戦前の日本』(西尾幹二/著/徳間書店/1,785円)
『私鉄探検』(近藤正高/著/ソフトバンククリエイティブ/767円)
『キャバ嬢の給与明細』(藤井 良樹/講談社/1,260円)
『金属のふしぎ 地球はメタルでできている!楽しく学ぶ金属学の基礎』(斎藤勝裕/著/ソフトバンククリエイティブ/1,000円)
『記者魂 キミは社会部記者を見たか』(佐藤史朗/著/講談社/1,680円)
『裁判の秘密』(山口宏/著 副島隆彦/著/宝島社/500円)
『芸術におけるわが生涯 中』(スタニスラフスキー 蔵原 惟人 他訳/岩波書店/903円)
『街道をついてゆく 司馬遼太郎番の6年間』(村井 重俊 著/朝日新聞出版/1,470円)
『河童千一夜』(水木しげる/著/朝日新聞出版/1,995円)
『歌舞伎町アウトロー戦記』(夏原武/編/宝島社/480円)