『空想科学読本 6.5』『明治・大正人の朝から晩まで これが100年前の日本人の暮らしぶり』『へそ曲がりの大英帝国』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年7月あたり)。

空想科学読本6.5

空想科学読本6.5

★『空想科学読本 6.5』(柳田理科雄/著/メディアファクトリー/840円)【→amazon
空想科学読本6』で、たくさんの読者の質問に答えているうちに、柳田理科雄は大きな不満を覚えるようになってきた。「なぜ誰も、ウルトラの父がつけた成績表や、星飛雄馬がクリスマスに暴れていた件について、聞いてこないんだっ!?」21世紀のいま、そんな質問がじゃんじゃん届いたら大変だが、業を煮やした柳田が、自ら問うて書き下ろしたのが本書である。ショッカーのマヌケな世界征服計画、怪獣を輸送する無謀な人々、空想科学の世界には必ず登場するにせヒーロー…。常軌を逸した話がてんこ盛りの一冊、果たして読者はいるのかっ。
明治・大正人の朝から晩まで (KAWADE夢文庫)

明治・大正人の朝から晩まで (KAWADE夢文庫)

★『明治・大正人の朝から晩まで これが100年前の日本人の暮らしぶり』(素朴な疑問探究会/編/河出書房新社/540円)【→amazon
電灯の目もくらむ眩しさに卒倒し、洋傘をステッキの代わりに持ち歩き、テーブルマナーに苦戦して“流血騒ぎ”…。モダンでレトロな「明治・大正時代」にタイムスリップ。
へそ曲がりの大英帝国 (平凡社新書)

へそ曲がりの大英帝国 (平凡社新書)

★『へそ曲がりの大英帝国』(新井潤美/著/平凡社/735円)【→amazon
世界に名だたるイギリス人のシニシズムと皮肉好き。映画、小説、ミュージカル、コメディ、日本人にも馴染み深いもの多々あれど、「へそ曲がり」たちにはへそ曲がり流の親しみ方と愛し方がある!「大衆文化」から見る、あなたの知らないほんとうのイギリスの姿。

読みたい本・次点。
『スタニスラフスキー入門』(ジーン・ベネディティ/著 松本永実子/訳/而立書房/1,575円)
『キャバレー・ヴォルテール』(中山 乃梨子 著/双葉社/980円)
『仮名手本忠臣蔵を読む』(服部 幸雄 編/吉川弘文館/2,940円)
『銀時計の特攻 陸軍大尉若杉是俊の幼年学校魂』(江森敬治/著/文芸春秋/840円)
『空想科学読本 6』(柳田理科雄/著/メディアファクトリー/1,260円)
『韓国と西洋 フランス思想・文学の受容とその影響』(丁奇洙/著 金容権/訳/彩流社/2,940円)
『宇宙の新常識100 宇宙の姿からその進化、宇宙論、宇宙開発まで、あなたの常識をリフレッシュ!』(荒舩良孝/著/ソフトバンククリエイティブ/1,000円)
『英米文学への誘い』(鏡味国彦/編著 斉藤昇/編著/文化書房博文社/3,990円)
『歴史のなかの女たち 名画に秘められたその生涯』(高階秀爾/著/岩波書店/1,050円)
『魯山人の美食 食の天才の献立』(山田和/著/平凡社/840円)
『ロンドンの公園と庭園』(門井昭夫/著/小学館スクウェア/2,625円)
『「私はうつ」と言いたがる人たち』(香山リカ/著/PHP研究所/735円)
『大奥と江戸の女たち』(/双葉社/980円)
『大久保利通 国権の道は経済から』(落合功/著/日本経済評論社/2,625円)
『見てわかる不思議な動物力〈生きものたちの』(/日経ナショナル/1,470円)
『フィンランド豊かさのメソッド』(堀内都喜子/著/集英社/735円)