『マンガの教科書 マンガの歴史がわかる60話』『大江戸ビジネス社会』『チョコレートを滅ぼしたカビ・キノコの話 植物病理学入門』
本日の読みたい本・おすすめ版(2008年8月あたり)。
★『マンガの教科書 マンガの歴史がわかる60話』(吉村和真/編 清水勲/著 内記稔夫/著 秋田孝宏/著/臨川書店/1,890円)【→amazon】いまやマンガ抜きで日本文化は語れない!海外での日本マンガの受容、TVアニメとのかかわり、資料保存の重要性など、多角的にマンガ文化を案内。京都新聞連載「マンガ50話」待望の単行本化。
- 作者: 呉光生
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2008/08/06
- メディア: 文庫
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島原の乱以降、大きな戦乱がなかった江戸時代、人々はさまざまな経済活動を繰り広げていった。現代で言えば、小売業、金融業、通信業、海運業、不動産業、食品産業、教育産業、医療産業、出版・広告業、人材派遣業、旅行業、風俗産業などの商工業一般。そして、公共事業や農業、鉱業まで、本書はビジネスの視点から具体的な数字を交えながらその諸相を語っていく。今につながるものも多い、当時の人々の暮らしぶりが見えてくる。
- 作者: ニコラス・マネー(Nicholas P. Money),小川真
- 出版社/メーカー: 築地書館
- 発売日: 2008/08/01
- メディア: 単行本
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ジャガイモ、トウモロコシ、コーヒー、チョコレート(カカオ)、ゴムの生産に大きな影響力をもち、クリやニレなど都市景観を形成する樹木を大量枯死に追いやる。生物兵器から恐竜の絶滅まで、地球の歴史・人類の歴史の中で、大きな力をふるってきた生物界の影の王者、カビ・キノコ。彼らは、今また不気味な動きを見せている。本書は、地球上に、何億年も君臨してきた菌類王国の知られざる生態を描くとともに、豊富なエピソードを交えた平易でありながら高度な植物病理学の入門書である。
読みたい本・次点。
・『大江戸・本当にあった怖〜い話』(下山弘/著/PHP研究所/600円)
・『マリー・アントワネットとフランスの女たち 甘美なるロココの源流』(堀江宏樹/著/春日出版/1,470円)
・『兵と農の分離』(吉田ゆり子/著/山川出版社/840円)
・『ぼくらが子役だったとき』(中山千夏/著/金曜日/1,470円)
・『ホモセクシャルの世界史』(海野弘/著/文芸春秋/1,000円)
・『SM博物館』(蘭光生/著/河出書房新社/1,050円)
・『老いて男はアジアをめざす 熟年日本人男性タイ・カンボジア移住事情』(瀬川正仁/著/バジリコ/1,890円)
・『キャッチコピーに見る「旅」 旅行に関する広告コピー1000&BEST10』(安田亘宏/著 中村忠司/著 上野拓/著/彩流社/1,995円)
・『今日からシナリオを書くという生き方 団塊世代プロジェクト 日記代わりに日常をドラマ化してみませんか』(小林幸恵/著/彩流社/1,680円)
・『幻戯』(中井英夫/著/出版芸術社/1,575円)
・『現代アメリカ保守主義運動小史』(リー・エドワーズ/著 渡邉稔/訳 江崎道朗/編集/明成社/4,200円)
・『高円寺古本酒場ものがたり』(狩野俊/著/晶文社/1,995円)
・『水戸藩と領民』(仲田昭一/著/錦正社/2,835円)
・『従軍看護婦と日本赤十字社 その歴史と従軍証言』(川口啓子/編 黒川章子/編/文理閣/2,940円)
・『ジョン・ダン『自殺論』』(ジョン・ダン/著 E.W.サリヴァン/編 吉田幸子/訳者代表/英宝社/3,990円)
・『素人の乱』(松本哉/編 二木信/編/河出書房新社/1,680円)
・『哲学者の語る建築 ハイデガー、オルテガ、ペゲラー、アドルノ』(ハイデガー/[ほか著] 伊藤哲夫/編・訳 水田一征/編・訳/中央公論美術出版/2,940円)
・『ニーチェと哲学』(ジル・ドゥルーズ/著 江川隆男/訳/河出書房新社/1,260円)
・『ニュージーランドを知るための63章』(青柳まちこ/編著/明石書店/2,100円)
・『戦争のある暮らし』(乾淑子/編/水声社/3,150円)
・『チンパンジーの社会』(西田利貞/著/東方出版/1,575円)
・『帝都伝説 街すべてが恐怖』(山口敏太郎/著/リイド社/500円)