『戦後SFマンガ史』『映画が語る昭和史 いつもヒロインたちがいた』『越後毒消し売りの女たち 角海浜消えた美人村を追う旅』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年8月あたり)。

戦後SFマンガ史 (ちくま文庫)

戦後SFマンガ史 (ちくま文庫)

★『戦後SFマンガ史』(米沢嘉博/著/筑摩書房/945円)【→amazon
戦後マンガの発展は、SFから始まった。初期の傑作をすべてSFという形で描いた手塚治虫。重なり合う勃興期のマンガファンとSFファン…。映画・小説などSF界全体の流れをも参照し、独自の「少年マンガ発展史」として綴る。『戦後少女マンガ史』に続く、資料として使え、読み物として楽しめる“マンガ史三部作”の第二弾。
映画が語る昭和史 いつもヒロインたちがいた

映画が語る昭和史 いつもヒロインたちがいた

★『映画が語る昭和史 いつもヒロインたちがいた』(川西玲子/著/ランダムハウス講談社/2,310円)【→amazon
生きた、愛した、戦った、だれもがヒロインだった。苦しかったあの頃、楽しかったあの頃が蘇る。昭和を描いた素晴らしい映画をもう一度。
越後毒消し売りの女たち―角海浜消えた美人村を追う旅

越後毒消し売りの女たち―角海浜消えた美人村を追う旅

★『越後毒消し売りの女たち 角海浜消えた美人村を追う旅』(桑野淳一/著/彩流社/1,890円)【→amazon
「毒消しゃいらんかね」宮城まり子の唄で歌われ、越後の美しい女たちが全国をけなげに行商した村は消滅した。その村には意外な歴史が秘められていた…。特異な運命を辿った集落の歴史を追う謎解きの旅。

読みたい本・次点。
『食べるって何? 食育の原点』(原田信男/著/筑摩書房/798円)
『誰が太平洋戦争を始めたのか』(別宮暖朗/著/筑摩書房/714円)
『チベット大虐殺と朝日新聞 朝日新聞はチベット問題をいかに報道してきたか』(岩田温/著/オークラ出版/1,575円)
『中年入門』(松尾スズキ/著/朝日新聞出版/1,470円)
『帝国のシルクロード 新しい世界史のために』(山内 昌之 著/朝日新聞出版/777円)
『天災日記 鹿島竜蔵と関東大震災』(武村雅之/編著/鹿島出版会/1,890円)
『ストリートスマートな建築へ』(宇野求/著/鹿島出版会/2,520円)
『千円札は拾うな。』(安田佳生/著/サンマーク出版/570円)
『アニメはいかに夢を見るか 『スカイ・クロラ』制作現場から』(押井守/編著/岩波書店/1,680円)
『真田幸村と大坂の陣』(/新人物往来社/2,100円)
『食料争奪時代の日本農政』(山田としお/著/家の光協会/1,200円)
『時とはなにか 暦の起源から相対論的"時"まで』(虎尾正久/[著]/講談社/882円)
『たけみつ教授の「怪談」と日本人』(武光誠/[著]/リイド社/500円)
『知識がひろがる!おもしろ雑学1000』(カルチャーランド/著/メイツ出版/1,050円)
『世界の動物園』(奥宮誠次/文・写真 大村じゅん/英訳/ランダムハウス講談社/2,100円)
『源氏物語の季節と物語 その類型的表現』(渋谷栄一/著/新典社/1,050円)
『江戸東京怪談文学散歩』(東雅夫/著/角川学芸出版/1,575円)
『病が語る日本史』(酒井シヅ/[著]/講談社/1,103円)
『ヨーロッパ人の見た幕末使節団』(鈴木健夫/[著] ポール・スノードン/[著] ギュンター・ツォーベル/[著]/講談社/1,008円)