『大阪探偵団 対談 有栖川有栖vs河内厚郎』『過激な隠遁 高島野十郎評伝』『歴史のかげにグルメあり』
本日の読みたい本・おすすめ版(2008年8月あたり)。

- 作者: 有栖川有栖,河内厚郎
- 出版社/メーカー: 沖積舎
- 発売日: 2008/08
- メディア: 単行本
- この商品を含むブログ (2件) を見る
大阪の温故知新を自在に操り未来を展望する。大阪を愛するミステリー作家・有栖川有栖と演劇評論家・河内厚郎の熱いトーク。

- 作者: 川崎浹
- 出版社/メーカー: 求龍堂
- 発売日: 2008/08/09
- メディア: 単行本
- クリック: 26回
- この商品を含むブログ (18件) を見る
著者・川崎浹は60年代学生運動のバイブルとなった『テロリスト群像』を翻訳した日本を代表するロシア文学研究者。24歳の著者が64歳の野十郎と運命的な出会いを果たし、年齢差を超越して思想、人生、芸術を熱く語りあった20年の歳月。「この世にあらざる写実」を描き続ける無名の老画家が「隠遁」を貫くために闘う姿は、「自称アナキスト(当時)」の著者をも瞠目させた。本書は、俗世で魂の修行に行きた野十郎の真実の肉声を伝えるものであり、その声は現代に生きる我々に大きな示唆を与えてくれる。

- 作者: 黒岩比佐子
- 出版社/メーカー: 文藝春秋
- 発売日: 2008/08/20
- メディア: 新書
- 購入: 2人 クリック: 7回
- この商品を含むブログ (19件) を見る
旨い食事で接待すれば、それで政治も外交もうまくいく?ペリーの黒船以来、豪華な食事が歴史をつくってきた。胃袋と味覚の変遷でたどる、味わい濃厚な日本近代のフルコース。
読みたい本・次点。
・『電気と磁気のふしぎな世界 天才たちを夢中にさせた魅力とは?』(TDKテクマグ編集部/著/ソフトバンククリエイティブ/1,000円)
・『東京アートサイト 東京でいま注目のアートに出会える厳選サイト』(/ギャップ・ジャパン/1,995円)
・『東北を歩く 小さな村の希望を旅する』(結城登美雄/著/新宿書房/2,100円)
・『日本人が知りたい地震の疑問66 地震が多い日本だからこそ知識の備えも忘れずに!』(島村英紀/著/ソフトバンククリエイティブ/1,000円)
・『図説浮世絵に見る江戸の一日』(佐藤要人/監修 高橋雅夫/監修 藤原千恵子/編/河出書房新社/1,890円)
・『金田一京助と日本語の近代』(安田敏朗/著/平凡社/924円)
・『黒沢明を観る 民の論理とスーパーマン 吉村英夫講義録』(吉村英夫/[述]/草の根出版会/2,310円)
・『文化大革命の記憶と忘却 回想録の出版にみる記憶の個人化と共同化』(福岡愛子/著/新曜社/4,620円)
・『平頂山事件とは何だったのか 裁判が紡いだ日本と中国の市民のきずな』(平頂山事件訴訟弁護団/編著/高文研/1,470円)
・『主力艦隊シンガポールへ プリンス オブ ウエルスの最期 日本勝利の記録』(R.グレンフェル/著 田中啓真/訳/錦正社/1,890円)
・『傷ついた画布(カンバス)の物語 戦没画学生20の肖像』(窪島誠一郎/著/新日本出版社/1,680円)
・『京の歴史・文学を歩く』(知恵の会/編/勉誠出版/2,415円)
・『海洋生物学入門』(村山司/編 東海大学海洋学部海洋生物学科/著/東海大学出版会/2,940円)
・『陸海軍戦史に学ぶ負ける組織と日本人』(藤井非三四/著/集英社/756円)
・『鮎鮨街道いま昔』(高橋恒美/著/岐阜新聞社/1,200円)
・『妖怪研究家ヨシムラ』(室井大資/著/角川書店/609円)
・『不許可写真』(草森紳一/著/文芸春秋/945円)
・『西洋戦史 ギリシア・ローマ編』(/学習研究社/1,000円)
・『世界王族肖像選 歴史に名を残したロイヤル』(/新人物往来社/2,100円)
・『零戦と戦艦大和』(半藤一利/著 秦郁彦/著 前間孝則/著 鎌田伸一/著 戸高一成/著 江畑謙介/著 兵頭二十八/著 福田和也/著 清水政彦/著/文芸春秋/746円)
・『地図もウソをつく』(竹内正浩/著/文芸春秋/788円)
・『「古事記」の真実』(長部日出雄/著/文芸春秋/893円)
・『朝香宮家に生まれて 侯爵夫人・鍋島紀久子が見た激動の時代』(北風倚子/著/PHP研究所/1,470円)
・『アメリカ映画風雲録』(芝山幹郎/著/朝日新聞出版/1,890円)
・『インド細密画への招待 カラー版 歴史・宗教・文化を訪ねて』(浅原昌明/著/PHP研究所/893円)