『ルンガ沖の閃光 日本海軍駆逐艦部隊対アメリカ海軍巡洋鑑部隊』『60年代街角で見たクルマたち 浅井貞彦写真集 ヨーロッパ車編』『本棚 2』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年8月あたり)。

ルンガ沖の閃光―日本海軍駆逐艦部隊対アメリカ海軍巡洋艦部隊

ルンガ沖の閃光―日本海軍駆逐艦部隊対アメリカ海軍巡洋艦部隊

★『ルンガ沖の閃光 日本海駆逐艦部隊対アメリカ海軍巡洋鑑部隊』(ラッセル・クレンシャウ/著 岡部いさく/訳・監修 岩重多四郎/訳/大日本絵画/3,990円)【→amazon
1942年11月30日に生起したルンガ沖夜戦(米側呼称:タサファロンガ海戦Battle of Tassafaronga)は、ガダルカナル島をめぐって行なわれた多くの戦いの中の最後のものであり、日本海駆逐艦部隊が、アメリカ海軍巡洋艦部隊に勝利した戦いである。日本側からの記述になる著書の多い中、本書は米部隊の前衛駆逐艦3番艦「モーリー」(USS Maury DD‐401)の砲術士官であった著者の手により、米軍から見た11月30日夜の本質と、神秘のベールを剥がしていく。そして、この忘れられた戦闘が、長く困難な戦役における単なるひとつの踏み石ではなく、米海軍とその兵器の本質そのものが試された試練の場であったということ、それは、現実と異なる状況のもとで存在したかもしれないもの―真に破滅的な敗戦―の縮図であることを著者は発見したのである。
60年代街角で見たクルマたち ヨーロッパ車編―浅井貞彦写真集

60年代街角で見たクルマたち ヨーロッパ車編―浅井貞彦写真集

★『60年代街角で見たクルマたち 浅井貞彦写真集 ヨーロッパ車編』(浅井貞彦/著 高島鎮雄/監修/三樹書房/2,520円)【→amazon
当時日本で見ることができたヨーロッパ車の多くを網羅した307車種、407枚をアルファベット順に収録。詳細な解説に加え撮影場所・撮影時のエピソードも紹介。今回の増補新訂版では30車種、80枚を追加。
本棚〈2〉

本棚〈2〉

★『本棚 2』(ヒヨコ舎/編/アスペクト/1,785円)【→amazon
あの人の本棚をたっぷりフルカラーで大公開。

読みたい本・次点。
『アメリカ自由の物語 植民地時代から現代まで 下』(エリック・フォーナー/[著] 横山良/訳 竹田有/訳 常松洋/訳 肥後本芳男/訳/岩波書店/3,990円)
『生きられる歴史的世界 ディルタイ哲学のヴィジョン』(塚本正明/著/法政大学出版局/3,675円)
『生きるとは、自分の物語をつくること』(小川洋子/[著] 河合隼雄/[著]/新潮社/1,365円)
『イマイと申します。 詐欺を追いつめる報道記者』(日本テレビ『報道特捜プロジェクト』/著/新潮社/420円)
『ヨーロッパは書く』(ウルズラ・ケラー/編 イルマ・ラクーザ/編 新本史斉/訳 吉岡潤/訳 若松準/訳 フランツ・ヒンターエーダー=エムデ/訳/鳥影社・ロゴス企画/3,045円)
『ことばを旅する』(細川護煕/著/文芸春秋/1,680円)
『偶然を生きる思想 「日本の情」と「西洋の理」』(野内良三/著/日本放送出版協会/1,019円)
『源氏物語の男君たち』(瀬戸内寂聴/著/日本放送出版協会/788円)
『源氏物語の女君たち』(瀬戸内寂聴/著/日本放送出版協会/788円)
『春画の見かた 10のポイント』(早川聞多/著/平凡社/1,890円)
『カトリーナが洗い流せなかった貧困のアメリカ 格差社会で起きた最悪の災害』(マイケル・エリック・ダイソン/著 藤永康政/訳/ブルース・インターアクションズ/2,940円)
『横綱の格式』(秋場竜一/著/主婦と生活社/998円)
『ローマ人の物語 32』(塩野七生/著/新潮社/420円)
『ローマ人の物語 33』(塩野七生/著/新潮社/380円)
『ローマ人の物語 34』(塩野七生/著/新潮社/460円)
『痛車倶楽部』(/ネコパブリッシング/1,500円)
『ヴェネツィアと水-環境と人間の歴史』(P.ベヴィラックワ 北村 暁夫 訳/岩波書店/3,255円)
『P-51マスタングvsフォッケウルフFw190 ヨーロッパ上空の戦い1943-1945』(マーティン・ボーマン/著 九頭竜わたる/訳/大日本絵画/2,940円)
『美女という災難』(/文芸春秋/1,850円)
『ピースメーカー-世界で平和をつくる人びと』(馬場 千奈津 著/岩波書店/1,995円)
『日本の名城 古写真で蘇る 1』(西ケ谷恭弘/著/JTBパブリッシング/1,575円)
『日本の名城 古写真で蘇る 2』(西ケ谷恭弘/著/JTBパブリッシング/1,575円)