『黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人』『闇の流れ矢野絢也メモ』『手塚治虫アートコレクション〜手塚治虫の遺伝子闇の中の光』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年10月あたり)。

黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人 (講談社+α文庫)

黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人 (講談社+α文庫)

★『黒人に最も愛され、FBIに最も恐れられた日本人』(出井康博/[著]/講談社/860円)【→amazon
日米開戦前夜、反米破壊活動を仕掛けた2人の日本人がいた。中根中と疋田保一。彼らは苛烈な差別にさらされた黒人と手を組み、米政府を打倒するべく、デトロイトで、ハーレムで、全く別のルートから地下工作に猛進した。彼らの仕掛けた導火線は、日米開戦後のデトロイトでの黒人大暴動につながっていく―。アメリカを震撼させた男達の正体とは!?そして隠蔽された日米関係の闇とは!?驚異の取材力で描く現代史発掘ノンフィクション。
闇の流れ 矢野絢也メモ (講談社+α文庫)

闇の流れ 矢野絢也メモ (講談社+α文庫)

★『闇の流れ矢野絢也メモ』(矢野絢也/[著]/講談社/980円)【→amazon
創価学会公明党が恐れるメモの中身とは何か!?公明党の元国会議員3人が著者の自宅から無理矢理持ち出した約100冊の手帳。そこには、著者が公明党の書記長・委員長時代、創価学会に起きたスキャンダル、それらを裏で処理した記録が、数多く記されていた。なぜ創価学会公明党は、著者に評論家としての活動をやめるよう強要するのか?なぜ正体不明のグループが24時間態勢で著者を尾行するのか?「強奪」された手帳の記録の重要部分をついに文庫化。もう国会喚問しかない。★『手塚治虫アートコレクション〜手塚治虫の遺伝子闇の中の光』(/講談社/1,600円)【→amazon
漫画界の巨匠、手塚治虫の作品に新たな命を吹き込むのは、各方面で活躍する新進気鋭のアーティストたち。手塚作品にインスパイアされたエンライトメント、白根ゆたんぽ、KYOTARO、Imaitoonzら30組以上が参加。アトムやレオ、そしてブラック・ジャックを個性的な感性で彩っていく。本書ではアート展『手塚治虫の遺伝子 闇の中の光 展』にメイン展示として出品された、魅力的なカバーアートを多数掲載。さらに作品のモチーフとなった原作を、秘蔵の原画とともに紹介する。作品年譜などの資料も充実。

読みたい本・次点。
『上杉景勝のすべて』(花ケ前盛明/編/新人物往来社/2,940円)
『大江戸散歩道 「粋」を感じ「通」を味わうエッセイガイド』(角川いつか/著/PHP研究所/1,575円)
『激動期の美術 幕末・明治の画家たち 続』(辻惟雄/編 塩谷純/著 安村敏信/著 横田洋一/著 菅原真弓/著 岡本祐美/著 山梨絵美子/著 児島薫/著/ぺりかん社/3,990円)
『子ども兵士 銃をもたされる子どもたち』(アムネスティ・インターナショナル日本/編著/リブリオ出版/2,940円)
『私は金正日の極私的ボディガードだった 戦慄の思想と驚愕の素顔』(李英国/[著] 李京栄/訳・監修/講談社/760円)
『宮沢賢治とベートーヴェン 病と恋』(多田幸正/著/洋々社/2,520円)
『山口組血風録 司忍六代目激動1100日の真実!』(週刊アサヒ芸能編集部/編著/徳間書店/550円)
『世界は危険で面白い』(渡部陽一/著/産経新聞出版/1,500円)
『対テロ戦争株式会社 「不安の政治」から営利をむさぼる企業』(ソロモン・ヒューズ/著 松本剛史/訳/河出書房新社/2,520円)
『懐かしの廃線紀行 今も残るあの廃線跡…遺構の数々を完全収録』(小川清之/監修/マガジンランド/2,000円)
『日本一の蔵めぐり 会津喜多方の迷宮』(須磨章/著/三五館/2,940円)
『日本の神々をサブカル世界に大追跡 古代史ブーム・データブック』(原田実/著/ビイング・ネット・プレス/1,890円)
『珍問難問宇宙100の謎』(福井康雄/監修/東京新聞出版局/1,400円)
『原発は地球にやさしいか 温暖化防止に役立つというウソ』(西尾漠/著/緑風出版/1,680円)
『弓兵団インパール戦記』(井坂 源嗣 著/光人社/890円)
『空母瑞鶴 日米機動部隊最後の戦い』(神野正美/著/光人社/1,050円)