『サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か』『私のアメリカン★グラフィティ』『マキノ雅弘 映画という祭り』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年10月あたり)。

サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か

★『サイエンス・インポッシブル SF世界は実現可能か』(ミチオ・カク/著 斉藤隆央/訳/日本放送出版協会/2,520円)【→amazon
今でも当たり前のGPSや携帯電話は、かつて想像の世界にしか存在しなかった。だとしたら、タイムトラベルやテレポーテーションも、実現できる日が来るかもしれない。『スター・トレック』や『透明人間』など、古今のSF作品に登場する「ありえない」テクノロジーは、いつ、どのように実現できるのか…。現代物理学界を代表するミチオ・カク博士も、昔はSF大好き少年だった!だれもが持つ「少年時代の夢」をかなえる最先端の科学理論をカク博士が熱く語った、全米ベストセラーのポピュラー・サイエンス書。
私のアメリカン・グラフィティ

私のアメリカン・グラフィティ

★『私のアメリカン★グラフィティ』(小鷹信光/著/ランダムハウス講談社/1,470円)【→amazon
ハードボイルドの達人が幻のルート66をバックに、最も輝いていた時代の粋なアメリカ言葉を指南。
マキノ雅弘―映画という祭り (新潮選書)

マキノ雅弘―映画という祭り (新潮選書)

★『マキノ雅弘 映画という祭り』(山根貞男/著/新潮社/1,470円)【→amazon
昭和という時代に、生涯260本あまりの映画を撮った男がいた。マキノ雅弘。時代劇や任侠映画はもちろんのこと、喜劇にメロドラマにミュージカルと奔放自在に撮りまくった。画面を見ていると、まるで祭りのようにわくわくしてしまうのは何故だろう。邦画にかけては随一の見巧者が、マキノ生誕100年を機に、その全魅惑を解き明かす。

読みたい本・次点。
『モンテンルパの夜明け BC級戦犯の命を救った歌を作った人々』(新井恵美子/著/光人社/680円)
『文人の社会科学 守節と転向をめぐる精神史』(河野基樹/著/審美社/3,150円)
『ホロコーストと国家の略奪 ブダペスト発「黄金列車」のゆくえ』(ロナルド・W.ツヴァイグ/著 寺尾信昭/訳/昭和堂/3,465円)
『建築家 安藤忠雄』(安藤 忠雄 著/新潮社/1,995円)
『奇想遺産 2』(/新潮社/2,940円)
『近代日本の国際リゾート 一九三〇年代の国際観光ホテルを中心に』(砂本文彦/著/青弓社/8,400円)
『環境民俗学 新しいフィールド学へ』(山泰幸/編 川田牧人/編 古川彰/編/昭和堂/2,730円)
『ギザの大ピラミッド 5000年の謎を解く』(ジャン=ピエール・コルテジアーニ/著 吉村作治/監修 山田美明/訳/創元社/1,575円)
『古代日本、ユダヤ人渡来伝説』(坂東誠/著/PHP研究所/500円)
『カメハメハ大王 ハワイの神話と歴史』(後藤明/著/勉誠出版/1,680円)
『岡潔 数学の詩人』(高瀬 正仁 著/岩波書店/777円)
『意味とシステム ルーマンをめぐる理論社会学的探究』(佐藤俊樹/著/勁草書房/3,570円)
『ウィーン 都市の近代』(田口 晃 著/岩波書店/819円)
『歴史を冒険するために 歴史と歴史学をめぐる講義』(中谷功治/著/関西学院大学出版会/2,100円)
『明治の皇室建築 国家が求めた〈和風〉像』(小沢朝江/著/吉川弘文館/1,785円)
『萌え萌え妖女伝説』(妖女伝説制作委員会/編/イーグルパブリシング/1,575円)
『躍動するコミュニティ マイノリティの可能性を探る』(リムボン/共著 東自由里/共著 大津留(北川)智恵子/共著 出口剛司/共著 吉田友彦/共著/晃洋書房/2,730円)
『細川家の700年永青文庫の至宝』(細川護煕/[ほか]著 竹内順一/[ほか]著 芸術新潮編集部/編/新潮社/1,470円)
『湖の国の中世史』(高橋昌明/著/中央公論新社/1,100円)
『ブラックホールで死んでみる タイソン博士の説き語り宇宙論』(ニール・ドグラース・タイソン/著 吉田三知世/訳/早川書房/2,415円)
『平成忘れがたみ 映画俳優五十年』(川地民夫/著/たる出版/1,575円)