『日本の書物への感謝』『電気洗濯機100年の歴史』『偽りの民主主義 GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年11月あたり)。

日本の書物への感謝

日本の書物への感謝

★『日本の書物への感謝』(四方田犬彦/著/岩波書店/2,415円)【→amazon
古事記』にはじまり、『枕草子』、『方丈記』、『謡曲集』、芭蕉から鶴屋南北まで、いまの自分を形づくってきた書物たち。若いころに親しんだその追憶のままに本を手にし、再読する幸福、そしてあらたに気づかされたこと。日本の古典に感謝の気持ちをこめて、みずからの読書遍歴をたどった一冊。
電気洗濯機100年の歴史

電気洗濯機100年の歴史

★『電気洗濯機100年の歴史』(大西正幸/著/技報堂出版/1,995円)【→amazon
どこの家庭にもある洗濯機は、どのような進化を遂げてきたのでしょうか。このような疑問に答えるために、長年、洗濯機の開発に携ってきた経験を生かし、洗濯機の歴史と仕組みについて小冊にまとめました。本書は、高校生、大学生のみなさんに十分理解していただけるように、「洗濯機とそれを取り巻くさまざまな事柄」を丁寧に解説し、その本質に迫る副読本をめざしました。さらに社会人、特に洗濯機に興味を持たれる方々に「洗濯機の歴史と仕組み」をご理解いただけるよう関連事項をたくさん盛り込みました。アメリカで発明され、日本で進化した電気洗濯機の歴史をたどり、その時々の技術について掘り下げてみましょう。
偽りの民主主義  GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史

偽りの民主主義 GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史

★『偽りの民主主義 GHQ・映画・歌舞伎の戦後秘史』(浜野保樹/著/角川書店/2,100円)【→amazon
時代劇や歌舞伎の興行禁止、検閲、米映画の押しつけ―GHQの文化介入は、今なお日本エンターテインメント界に暗い影を落としている。抑圧とそこから伸し上がった日本の映画人、歌舞伎界の栄光と挫折の全記録。

読みたい本・次点。
『戸塚教授の「科学入門」 E=mc2は美しい!』(戸塚洋二/著/講談社/1,470円)
『飛ぶ読書室 この本がおもしろいよ』(紀田順一郎/著/みくに出版/1,680円)
『なぞの宝庫・南極大陸 100万年前の地球を読む』(沢柿教伸/ほか著/技術評論社/1,659円)
『バカニュ〜ス 爆笑!びっくり! 世界の信じられないホントの話300!』(世界のバカニュース取材班/編/イースト・プレス/500円)
『第三帝国の興亡 4』(ウィリアム・L.シャイラー/著 松浦伶/訳/東京創元社/2,520円)
『食えない奴ら』(長塚圭史/著/阪急コミュニケーションズ/1,680円)
『荷風流東京ひとり歩き』(近藤富枝/監修/JTBパブリッシング/1,785円)
『銀座画廊物語 日本一の画商人生』(吉井長三/著/角川書店/1,890円)
『近代建築史』(鈴木博之/編著 五十嵐太郎/著 横手義洋/著/市ケ谷出版社/3,150円)
『歴史を変えた兄弟 愛憎、裏切り、ミステリー、禁断の愛…。』(榎本秋/編著/イースト・プレス/500円)
『堀田善衛上海日記 滬上天下一九四五』(堀田善衛/著 紅野謙介/編/集英社/2,415円)
『直江兼続の謎』(武山憲明/著/ぶんか社/690円)
『似魚図鑑』(/晋遊舎/1,050円)
『戦国忍者最強列伝』(/オークラ出版/1,260円)
『西郷隆盛と乃木希典は本当に英雄だったか 教科書にのっていない明治の歴史おもしろ100選』(楠木誠一郎/著/有楽出版社/800円)
『賞味期限知らず』(吉田照美/著 アーサー・ビナード/著/小学館/1,470円)
『変わる世界で日本はこうなる!』(竹村健一/著/青春出版社/1,680円)
『0系新幹線から始まる昭和の鉄道風景』(南正時/著/実業之日本社/800円)