『日本人はなぜ環境問題にだまされるのか』『封印作品の憂鬱』『日本で最初の喫茶店「ブラジル移民の父」がはじめた カフエーパウリスタ物語』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年11月あたり)。

日本人はなぜ環境問題にだまされるのか (PHP新書)

日本人はなぜ環境問題にだまされるのか (PHP新書)

★『日本人はなぜ環境問題にだまされるのか』(武田邦彦/著/PHP研究所/735円)【→amazon
二酸化炭素が増えたから温暖化したわけではない!それほど温暖化もしていない!そもそも温暖化は悪いことではない!にもかかわらず、「南極の氷が解けている」「ツバルが沈むほど海水面が上がっている」とウソ報道に洗脳され、エアコン28℃で酷暑を我慢する。しかし京都議定書をまじめに守っているのは日本国民だけで、政府もそれを隠蔽していたのだとしたら…。「わが社はCO2削減に全力を尽くしています」。聞こえのいい偽善にだまされ、損をしないために、すぐに知っておきたい環境問題のからくり。
封印作品の憂鬱

封印作品の憂鬱

★『封印作品の憂鬱』(安藤健二/著/洋泉社/1,575円)【→amazon
ドラえもん(アニメ)が、ウルトラマン(特撮)が、涼宮ハルヒ(漫画)が、封印だって!?1970年代のアニメ裏事情、タイとの合作と著作権トラブル、そしてメディアミックスの鬼っ子…封印作品、現在進行形。★『日本で最初の喫茶店「ブラジル移民の父」がはじめた カフエーパウリスタ物語』(長谷川泰三/著/文園社/1,785円)【→amazon
ブラジル移民が日本に“珈琲文化”をもたらした。明治末期、サンパウロ州政府から日本移民の父・水野龍に無償のコーヒー豆が提供された。その豆は発展する日本社会の新しい文化の象徴ともなった。東京銀座に現存する「カフエーパウリスタ」から日本の喫茶店文化が始まった。

読みたい本・次点。
『烈士暮年に、壮心已まず 国弘正雄の軌跡』(国弘正雄/著 鈴木英二/編/たちばな出版/2,100円)
『わが輩は発酵仮面である!』(小泉武夫/著 江口修平/絵/東洋経済新報社/1,260円)
『悩める日本共産党員のための人生相談』(筆坂秀世/著/新潮社/1,155円)
『破戒と男色の仏教史』(松尾剛次/著/平凡社/756円)
『忠臣蔵』(秋山駿/著/新潮社/1,470円)
『手塚治虫クラシック音楽館』(手塚治虫/著 小林準治/著/平凡社/1,890円)
『東京銘酒肴酒場』(古典酒場 責任編集/三栄書房/1,260円)
『武器で読む八犬伝』(吉丸雄哉/著/新典社/1,050円)
『白川静 漢字の世界観』(松岡正剛/著/平凡社/819円)
『熊野談義』(沢村経夫/著/文芸春秋企画出版部/2,500円)
『画聖北斎・春画』([葛飾北斎/画] [柳川重信/画] 福田和彦/著/ベストセラーズ/2,940円)
『無冠それでいい 天才脚本家佐々木守の世界』(片桐真佐紀/編・著/ワイズ出版/1,890円)
『図説世界の「最悪」兵器大全』(マーティン・J.ドアティ/著 松崎豊一/監訳/原書房/2,520円)
『近代中国における民俗学の系譜 国民・民衆・知識人』(子安加余子/著/御茶の水書房/5,250円)
『ある公害・環境学者の足取り 追悼宇井純に学ぶ』(宇井紀子/編/亜紀書房/3,150円)
『ロバート・ウェストール』(三宅興子/著/KTC中央出版/1,680円)
『「知」の革命家ヴォルテール 卑劣なやつを叩きつぶせ』(小林善彦/著/柘植書房新社/2,520円)
『中国は先進国か』(関志雄/編 朱建栄/編 日本経済研究センター/編 清華大学国情研究センター/編/勁草書房/2,940円)
『地理学の声 アメリカ地理学者の自伝エッセイ集』(ピーター・グールド/編 フォレスト・ピッツ/編 杉浦芳夫/監訳/古今書院/6,510円)
『成吉思汗=源義経だったこれだけの理由』(中杉弘/著/日新報道/1,260円)