「でっちあげ」福岡小学生いじめ教師事件のその後

 これは以下の日記の続きです。
福岡の「小学生いじめ教師」の話の続き的な本について
 
 以下のようなトラックバックをいただきまして、
『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』その後 - 古本屋の殴り書き(書評と雑文)
 またあちこち見てました。
 こんなのとか。
林田真二の児童いじめ事件:あるブログ上でのコメントから:きょういくブログ

 二審判決を受けてネット上でどういう感想が生まれているのかという点を調べているうち、あるブログのコメント欄に目がとまりました。ジャーナリスト・有田芳生氏のブログ「有田芳生の『酔醒漫録』」の2007年1月19日付エントリ「「でっちあげ」はこうして生まれた」。有田氏の当時のエントリでは、2007年1月中旬に『でっちあげ』が発行されたことを受けて、書籍の主張に沿った内容が書き込まれています。著名ジャーナリストがこのような書籍を無条件肯定することで「権威」が付いたという面があるのはともかく、ここで検討したい内容は有田氏の主張ではなく、そのエントリに寄せられたコメントです。

「でっちあげ」はこうして生まれた・コメント欄

この事件の2審判決が出ましたね。判決では、治療が必要なほど、ほとんど毎日、被害児童にだけ繰り返し、体罰・いじめが行われていた事が認定されました。福田ますみの「でっちあげ」では、非常に偏りがあり、教師側に有利なものしか書いてありません。実際、クラスのほとんどの子どもが目撃し、福田ますみの取材でも回答していますが、そんな事は何一つとして取り上げず、同じ創価学会を信仰している教師だけの言い分でしかありません。私は、地元で被害者家族を良く知っていますが、長男さんの時から問題など一度も起こした事はありませんよ。また、お母さんについても、小・中・高校は日本の学校を卒業はされていますが、幼少の頃の多くをアメリカで過ごし、(写真も見せてもらいました)高校卒業後、アメリカに渡り、勉強されて、帰国後は、通訳・翻訳の仕事もされている、普通のお母さんです。近所でも家族の評判は良く、とてもクレーマーとは言えません。被害児童についても、問題のある子どもさんではありませんよ。事件前までは、明るく、クラスでも人気者(これは教師自身が、他の児童の連絡帳にまで書いている)でした。「でっちあげ」という本自体がでっちあげ、あまりにも教師側に偏りすぎた本だと、地元では言われています。有田さん、この「でっちあげ」だけを鵜呑みにしてこのようなコメントを出されたんでしょうか?あまりにも一方的すぎではないでしょうか?結局、判決でも、差別的・体罰・いじめは認定されたんですよ。地元では、福田ますみこそが、モンスターだと言われています。何より、被害者児童、その家族が、「でっちあげ」によって、二次被害に合われている事は間違いありません。
 
投稿 正義 | 2008/11/27 21:31

 なんかまた、いろいろ調べてみたいところですが、とりあえず「『でっちあげ 福岡「殺人教師」事件の真相』その後 - 古本屋の殴り書き(書評と雑文)」のリンク先をご覧ください。