『池上彰の20世紀を見にいく』『ストリート・キングダム―東京ロッカーズと80'sインディーズ・シーン』『トーマス・マン物語〈3〉晩年のトーマス・マン』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年12月あたり)。

池上彰の20世紀を見にいく (DVDブック)

池上彰の20世紀を見にいく (DVDブック)

★『池上彰の20世紀を見にいく』(池上彰;テレビ東京報道局編/小学館/1,600円)【→amazon
20世紀は、「戦争の世紀」という人もいますし、「発達の時代」と言われたりもします。人によって様々な見方があります。でも、ひとつ言えることは、20世紀は、まぎれもなく、21世紀の今を作った土台だということです。今、世界が抱えている問題や暮らしていて便利になっていることの理由は「20世紀」に隠されているのです。その「20世紀の時代」は私たちの眼で確認できます。それは、「映像」が残されているからです。世界各国、日本国内で撮影された膨大な映像の中から、“とびきりの瞬間"を選び出しました。さあ、20世紀劇場へ、ようこそ。
ストリート・キングダム―東京ロッカーズと80’sインディーズ・シーン(DVD付)

ストリート・キングダム―東京ロッカーズと80’sインディーズ・シーン(DVD付)

★『ストリート・キングダム―東京ロッカーズと80'sインディーズ・シーン』(地引雄一/K&Bパブリッシャーズ/2,762円)【→amazon
この本は、著者が実際に8年間にわたって体験してきたストリート・ロック・シーンの記録である。
トーマス・マン物語〈3〉晩年のトーマス・マン

トーマス・マン物語〈3〉晩年のトーマス・マン

★『トーマス・マン物語〈3〉晩年のトーマス・マン』(ハープレヒト,クラウス/三元社/7,800円)【→amazon
本巻では、1945年2月ドイツ敗戦の直前から、1955年8月トーマスが80歳で亡くなるまでの10年間をあつかう。祖国ドイツ訪問へのためらいとようやくの実現。肺癌の手術で一時中断に追い込まれながらも完成にこぎつけた長編『ファウストゥス博士』。アメリカ滞在を諦めてスイスに終の住処を見出すなど、最晩年のトーマス・マンの姿をあつかう。

読みたい本・次点。
『編集者魂』(高橋一清/青志社/1,600円)
『日本の映画―社会心理的にみた』(/岩波書店/700円)
『村と森林』(/岩波書店/700円)
『チェンジング・ブルー―気候変動の謎に迫る』(大河内直彦/岩波書店/2,800円)
『窓あるいは鏡―ネオTV的日常生活批判』(水島久光;西兼志/慶應義塾大学出版会/3,000円)
『盆栽芸術 天―小林國雄の世界』(小林國雄/美術年鑑社/8,300円)
『菱川師宣と浮世絵の黎明』(浅野秀剛/東京大学出版会/5,800円)
『楽しい電子楽器―自作のススメ』(米本実/オーム社/1,800円)
『島秀雄の世界旅行 1936‐1937』(島隆監修;高橋団吉文/技術評論社/4,600円)
『絶滅危惧の動物事典』(川上洋一/東京堂出版/2,900円)
『人情屋横丁』(山本一力/角川春樹事務所/1,300円)
『歴史教科書に載らないネタ―有名人のきわどい話満載!』(日本博学倶楽部/PHP研究所/476円)
『ゆらこめ〈上〉―ゆらむぼのクラシック音楽CD評論集』(由良博英著;由良繁久編/(神戸)神戸新聞総合出版センター/1,500円)
『ゆらこめ〈下〉―ゆらむぼのクラシック音楽CD評論集』(由良博英著;由良繁久編/(神戸)神戸新聞総合出版センター/1,500円)
『明治維新を考える』(三谷博/有志舎/2,800円)
『もうひとつの明治維新―幕末史の再検討』(家近良樹編/有志舎/5,000円)