『映画と共に歩んだわが半生記』『市川崑大全』『明治のお嬢さま』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年12月あたり)。

映画と共に歩んだわが半生記

映画と共に歩んだわが半生記

★『映画と共に歩んだわが半生記』(淀川長治/近代映画社/1,800円)【→amazon
10周忌を迎えた淀川長治先生が生前に映画雑誌“SCREEN"で長年連載した半生記。
市川崑大全

市川崑大全

★『市川崑大全』(映画秘宝編集部編/洋泉社/1,700円)【→amazon
文芸・ミステリ・時代劇・コメディ・SF…ジャンルを超えた80本の映画群、徹底解説。石坂浩二中村敦夫岩井俊二ほか関係者証言&フィルモグラフィー完全収録。
明治のお嬢さま (角川選書)

明治のお嬢さま (角川選書)

★『明治のお嬢さま』(黒岩比佐子/角川学芸出版;角川グループパブリッシング〔発売〕/1,500円)【→amazon
鹿鳴館で踊った母をもつセレブの令嬢たち。明治後期に社交界デビューしたお嬢さまが、自分の才能や個性を生かせる道は限られていた。身分が高いほど束縛され、結婚相手も家格の釣り合いで決められてしまう。そのお嬢さまが頼れる武器は「美貌」。社会の矛盾に悩み、「良妻賢母」という理想に縛られながら、美を求めてお嬢さまたちは涙ぐましい努力をする。女性誌や新聞記事から明治のお嬢さまの本当の姿を明らかにする。

読みたい本・次点。
『よくわかる歌舞伎』(石橋健一郎編/ナツメ社/1,500円)
『世界の怪奇現象』(α怪奇現象研究会/アルファポリス;星雲社〔発売〕/1,000円)
『アジア聖地行―釈迦と神々の都』(滝口鉄夫/論創社/2,500円)
『メロンの丸かじり』(東海林さだお/朝日新聞出版/1,000円)
『生命とは?物質か!―サイエンスを知れば百考して危うからず』(和田昭允/オーム社/1,800円)
『図説 妖怪事典』(妖怪ドットコム/幻冬舎コミックス;幻冬舎〔発売〕/1,500円)
『科学技術者の倫理―その考え方と事例(第3版)』(ハリス,ジュニア,チャールズ+プリッチャード,マイケル+ラビンス,マイケル/丸善/3,900円)
『商店街再生計画―大学とコラボでよみがえれ!』(三浦展;神奈川大学曽我部昌史研究室/洋泉社/1,500円)
『鉄道連絡船細見―海峡を結ぶ“動く架け橋"をたずねて』(古川達郎/JTBパブリッシング/2,400円)
『渋沢敬三』(宮本常一著;田村善次郎編/未来社/4,800円)
『大陸の機甲戦闘演習―満州公主嶺・代々木・銀座』(菊池俊吉全撮影;北川誠司写真解説/大日本絵画/4,800円)
『イラストでみるはるか昔の鉄を追って―「鉄の歴史」探偵団がゆく』(鈴木瑞穂文・イラスト/電気書院/2,400円)
『ブランディング・ジャパン―文化観光が日本を救う』(梶明彦/成山堂書店/1,800円)
『本格ミステリ・ベスト10〈2009〉』(探偵小説研究会編/原書房/850円)
『家康が最も恐れた男 直江兼続と関ヶ原の義将たち』(加来耕三/グラフ社/1,400円)
『うつぼ舟〈1〉翁と河勝』(梅原猛/角川学芸出版;角川グループパブリッシング〔発売〕/2,200円)
『拡散する音楽文化をどうとらえるか』(東谷護編/勁草書房/2,800円)
『こんなに変わった歴史教科書』(山本博文/東京書籍/1,400円)