『すすんでダマされる人たち―ネットに潜むカウンターナレッジの危険な罠』『コミックマーケット創世記』『古本屋群雄伝』
本日の読みたい本・おすすめ版(2008年12月あたり)。
- 作者: ダミアン・トンプソン,矢沢聖子
- 出版社/メーカー: 日経BP社
- 発売日: 2008/12/11
- メディア: 単行本
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いかにも事実らしく見せかけているが、実は根拠がないでたらめ、がせねた。反証をあげたり、その主張を裏づける証拠の欠如を示すことで嘘だと証明できるが、多くの人が信じている。デマを流して儲けている奴らがいる。政治家もTVも出版社も信じられない。
- 作者: 霜月たかなか
- 出版社/メーカー: 朝日新聞出版
- 発売日: 2008/12/12
- メディア: 新書
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コミックマーケット(コミケ)が、日本のまんが史を変えた!創始者が70年代まんが黄金時代のコミケ誕生秘話を初めて明かす。有名まんが家を多数輩出した「まんが同人誌」即売会のエピソードが満載。
- 作者: 青木正美
- 出版社/メーカー: 筑摩書房
- 発売日: 2008/12/10
- メディア: 文庫
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明治から昭和まで古本屋業界をささえた異色人物伝。デビューまえの江戸川乱歩、戦後貸本屋を始めた鎌倉文士など作家商法の数々。古本の正札販売を初めて導入した岩波茂雄や反町茂雄、斎藤昌三ら文化的業績を残した面々。古書展、目録販売からスーパーでの即売まで、あの手この手のアイディアマンたち。怪しくも魅惑的な多面的業界に生きた男たちを描き出す。
読みたい本・次点。
・『安藤鶴夫―生誕100年記念総特集 アンツル先生の落語演芸指南』(/河出書房新社/1,500円)
・『世界の神話―神話の生成と各地の神話。神々と英雄の活躍』(李元馥原作・画《イウォンボク》;尹大辰訳《ユンテジン/彩流社/1,500円)
・『この世でいちばん大事な「カネ」の話』(西原理恵子/理論社/1,300円)
・『愛しの太っちょ―ダイヤモンド・ジムの生涯』(ジェファーズ,H.ポール/清流出版/2,800円)
・『昭和の爆笑王 ご存じ林家三平傑作集』(林家三平著;ねぎし三平堂編/毎日新聞社/1,800円)
・『懐旧九十年―燃える魂の告白』(庭山慶一郎/毎日新聞社/1,800円)
・『華族たちの昭和史―昭和史の大河を往く〈第6集〉』(保阪正康/毎日新聞社/1,400円)
・『オリエンタリストの憂鬱―植民地主義時代のフランス東洋学者とアンコール遺跡の考古学』(藤原貞朗/めこん/4,500円)
・『鵤(いかるが)工舎の仕事―長泉寺建立記』(塩野米松/文藝春秋/1,524円)
・『中国貧困絶望工場―「世界の工場」のカラクリ』(ハーニー,アレクサンドラ/日経BP社;日経BP出版センター〔発売〕/2,200円)
・『フェティシズム』(アスン,ポール=ロラン/白水社/1,050円)
・『アジア海賊版文化―「辺境」から見るアメリカ化の現実』(土佐昌樹/光文社/780円)
・『ベンヤミン 子どものための文化史』(ベンヤミン,ヴァルター/平凡社/1,700円)
・『近代科学再考』(廣重徹/筑摩書房/1,300円)
・『熱学思想の史的展開〈1〉熱とエントロピー』(山本義隆/筑摩書房/1,400円)
・『日本史への挑戦―「関東学」の創造をめざして』(森浩一;網野善彦/筑摩書房/1,000円)
・『植物記』(牧野富太郎/筑摩書房/1,000円)
・『眼の隠喩―視線の現象学』(多木浩二/筑摩書房/1,400円)
・『居酒屋礼讃』(森下賢一/筑摩書房/800円)
・『警察(サツ)回り』(本田靖春/筑摩書房/840円)
・『実録 死体農場』(バス,ビル+ジェファーソン,ジョン/小学館/714円)
・『なんのせいか―吉行淳之介自身による吉行淳之介』(吉行淳之介/ランダムハウス講談社/880円)