『ディズニーアニメの楽しみ方―Doc斎藤のディズニー大好き!』『僕の読書感想文』『本当に江戸の浪人は傘張りの内職をしていたのか?―時代考証でみる江戸の仕事事情』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年12月あたり)。

ディズニーアニメの楽しみ方 Doc斉藤のディズニー大好き!

ディズニーアニメの楽しみ方 Doc斉藤のディズニー大好き!

★『ディズニーアニメの楽しみ方―Doc斎藤のディズニー大好き!』(斎藤嘉博/講談社/1,700円)【→amazon
たとえばアニメ『美女と野獣』の食事シーンで登場人物の関係変化があなたにはわかりますか?Doc斎藤こと斎藤先生ははっきりわかると断言します。ほかにも、ディズニーアニメの「笑う」シーンや「雪」「プリンス」「魔法使い」「海」のキーワードなどから、独自の視点でアニメに隠されたメッセージを解き明かしてくれます。斎藤先生の解説するディズニーの奥深さに感銘。
僕の読書感想文

僕の読書感想文

★『僕の読書感想文』(近田春夫/国書刊行会/1,800円)【→amazon
世の中にはいっぱい面白い本があるゾ。“知る人ぞ知る"書評エッセイを10年分一挙収録!「読書の快楽」を味わいつくす一冊。★『本当に江戸の浪人は傘張りの内職をしていたのか?―時代考証でみる江戸の仕事事情』(山田順子/実業之日本社/762円)【→amazon
江戸時代は士農工商と固定された社会で、職業選択の自由がなかったと思われがちだ。しかし公家や大名以外は、本人の努力次第でかなり自由に職業が選択できた。中にはコンビニや百円ショップ、メイド喫茶のようなものもあったという。時代考証家である著者が御庭番や呉服屋といった時代劇の定番職業から、町道場主や花魁といった江戸ならではの職業まで、やさしく解説。職業から江戸の世の中が見える。

読みたい本・次点。
『やすし・きよしの長い夏』(近藤勝重/ランダムハウス講談社/700円)
『白洲次郎 占領を背負った男〈上〉』(北康利/講談社/495円)
『白洲次郎 占領を背負った男〈下〉』(北康利/講談社/495円)
『裁判の「お約束」―知ってびっくりマル秘常識』(板倉宏監修/青春出版社/571円)
『日本史の三大迷宮―京都・江戸・大坂の謎を追う!』(歴史の謎研究会編/青春出版社/619円)
『知識ゼロからの幕末維新入門』(木村幸比古/幻冬舎/1,300円)
『瀬名秀明ロボット学論集』(瀬名秀明/勁草書房/3,000円)
『直江兼続99の謎』(吉田浩/泰文堂/1,143円)
『ヨムキプール戦争全史』(アブラハム・ラビノビッチ/並木書房/4,800円)
『私はガス室の「特殊任務」をしていた―知られざるアウシュヴィッツの悪夢』(シュロモ・ヴェネツィア/河出書房新社/2,000円)
『明治メディア考』(加藤秀俊;前田愛/河出書房新社/2,000円)
『女に生まれてみたものの。』(菅野彰/河出書房新社/1,300円)
『コスメの時代―「私遊び」の現代文化論』(米澤泉/勁草書房/2,100円)
『アーレントとティリッヒ』(クラウディア編・クリストファーセン/法政大学出版局/2,200円)
『劇場往来』(高橋誠一郎/青蛙房/2,800円)
『社会派くんがゆく! 怒濤編』(唐沢俊一;村崎百郎/アスペクト/1,600円)
『小松菜と江戸のお鷹狩り―江戸の野菜物語』(亀井千歩子/彩流社/2,200円)
『ウイスキーちょっといい話―“通"に捧げる100のトリビア』(土屋守/ソニー・マガジンズ/800円)
『DNAロボット―生命のしかけで創る分子機械』(萩谷昌己;西川明男/岩波書店/1,200円)