『少年マガジン・トリビア134―少年マガジン50年の歴史に埋もれた、あんな話こんな話。』『ジャズ喫茶リアル・ヒストリー』『日本ジャズの誕生』

本日の読みたい本・おすすめ版(2008年12月あたり)。

少年マガジン・トリビア134

少年マガジン・トリビア134

★『少年マガジントリビア134―少年マガジン50年の歴史に埋もれた、あんな話こんな話。』(週刊少年マガジン編集部編;宮原照夫監修/講談社/1,333円)【→amazon
定説も通説もみんな吹っ飛ぶ、凄い“漫画伝説"の数々が、この本で明らかに。今だから言えるマガジン連載作品の真相。友達に自慢したくなるちょっといい逸話。マニアも知らなかった超レアな初出ネタ。合わせて134本。
ジャズ喫茶リアル・ヒストリー

ジャズ喫茶リアル・ヒストリー

★『ジャズ喫茶リアル・ヒストリー』(後藤雅洋/河出書房新社/1,500円)【→amazon
60年代から現在まで、ジャズ喫茶はどう変わり、そこで何が起こったか、著書しか書けなかった現場からの証言。戦後文化と音楽受容の歴史を知るための必読の一冊。
日本ジャズの誕生

日本ジャズの誕生

★『日本ジャズの誕生』(瀬川昌久;大谷能生/青土社/2,200円)【→amazon
東京大学アルバート・アイラー』でジャズ論を一大転換させた批評家=ミユージシャンが、古典ジャズ史の第一人者から、日本にジャズが生まれ、独自のダンス文化、ショウ文化を生み、日米開戦とともにピークに達するさまを詳細に聞き起こす。現在のダンス・ミュージックのルーツを探り、「ポップ」の誕生の謎に迫る、音楽革命の指南書。

読みたい本・次点。
『シュメル神話の世界―粘土板に刻まれた最古のロマン』(岡田明子;小林登志子/中央公論新社/900円)
『マグマの地球科学―火山の下で何が起きているか』(鎌田浩毅/中央公論新社/860円)
『大平正芳―「戦後保守」とは何か』(福永文夫/中央公論新社/840円)
『無償の愛 森進一君へ―川内康範の遺言』(大野景範/角川学芸出版;角川グループパブリッシング〔発売〕/1,500円)
『描かれた技術 科学のかたち―サイエンス・イコノロジーの世界』(橋本毅彦/東京大学出版会/2,800円)
『ドラフト1位―九人の光と影』(澤宮優/河出書房新社/1,600円)
『日本の戦後はアメリカにどう伝えられていたのか』(ドレイク,ハル・A./PHP研究所/1,500円)
『中世の借金事情』(井原今朝男/吉川弘文館/1,700円)
『ヒットメーカーの寿命―阿久悠に見る可能性と限界』(高澤秀次/東洋経済新報社/1,600円)
『貧困と思想』(吉本隆明/青土社/1,400円)
『幻の植物を追って(増補改訂新版)』(荻巣樹徳/(鎌倉)アボック社/9,524円)
『映画を教材とした英語教育に関する研究』(角山照彦/(岡山)ふくろう出版/3,619円)
『呪われたセイレム―魔女呪術の社会的起源』(ボイヤー,ポール+ニッセンボーム,スティーヴン/(広島)溪水社/3,500円)
『あなたの知らない恐竜の新事実100』(ディノサウルス研究会著;川崎悟司イラスト/笠倉出版社/552円)
『近代日本の建築活動の地域性―広島の近代建築とその設計者たち』(李明;石丸紀興/(広島)溪水社/2,200円)
『バブルの物語―人々はなぜ「熱狂」を繰り返すのか(新版)』(ガルブレイス,ジョン・ケネス/ダイヤモンド社/1,500円)
『アメリカ歴代大統領の通信簿―ワシントンからオバマまで』(八幡和郎;米国政治研究会/PHP研究所/1,300円)
『将軍の座―徳川御三家の政治力学』(林董一/(名古屋)風媒社/1,600円)
『風を観る―中国史随想』(陳舜臣/たちばな出版/1,800円)
『オルタナティブ・メディア―変革のための市民メディア入門』(ウォルツ,ミッチ/大月書店/2,800円)