『アメリカ雑誌に映る「日本人」―オリエンタリズムへのメディア論的接近』『本格ミステリ・フラッシュバック』『幻影城の時代 完全版』
本日の読みたい本・おすすめ版(2008年12月あたり)。

アメリカ雑誌に映る「日本人」―オリエンタリズムへのメディア論的接近
- 作者: 小暮修三
- 出版社/メーカー: 青弓社
- 発売日: 2008/12/01
- メディア: 単行本
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アメリカ人は〈日本人〉をどうイメージしてきたのか。アメリカ最大の自然科学雑誌で日本でも10万人の読者をもつ「ナショナル・ジオグラフィック」や「タイム」「ニューヨーク・タイムズ・マガジン」などが描き続けてきた日本人像を丹念にたどり、サムライ、ゲイシャから企業戦士、テクノロジー、ジャパニメーション、オタク文化という変遷にオリエンタリズム=差別的なまなざしの軌跡を読むメディア論。

- 作者: 千街晶之,大川正人,戸田和光,葉山響,市川尚吾
- 出版社/メーカー: 東京創元社
- 発売日: 2008/12
- メディア: 単行本
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清張(1957年)以後から綾辻(1987年)登場まで。本格不遇の時期の傑作・怪作を徹底的に紹介する瞠目のガイド。

- 作者: 本多正一,講談社BOX
- 出版社/メーカー: 講談社
- 発売日: 2008/12/17
- メディア: 単行本
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伝説の探偵小説専門誌「幻影城」30年ぶり再結成!泡坂妻夫・栗本薫・竹本健治・田中芳樹・連城三紀彦、ミステリ界を震撼させる驚愕の特別書き下ろし作品。
読みたい本・次点。
・『里見〓(とん)伝―「馬鹿正直」の人生』(小谷野敦/中央公論新社/2,800円)
・『コーヒーの鬼がゆく―吉祥寺「もか」遺聞』(嶋中労/中央公論新社/1,600円)
・『ゾルゲ事件の謎を解く―国際諜報団の内幕』(白井久也/社会評論社/3,700円)
・『子孫が語る河井継之助』(根岸千代子/新人物往来社/2,000円)
・『日本駆逐艦物語(新装版)』(福井静夫/光人社/2,200円)
・『上海租界興亡史―イギリス人警察官が見た上海下層移民社会』(ビッカーズ,ロバート/(京都)昭和堂/3,300円)
・『全作品ガイド アイリス・マードックを読む』(日本アイリス・マードック学会編/彩流社/2,500円)
・『徳川一族―時代を創った華麗なる血族』(清水昇;川口素生/新紀元社/1,900円)
・『マヤ文明の興亡』(トンプソン,ジョン・エリック・シドニー/新評論/4,500円)
・『小堀遠州の茶会』(深谷信子/柏書房/1,200円)
・『思い出牛乳箱』(横溝健志/ビー・エヌ・エヌ新社/1,500円)
・『詩の力』(吉本隆明/新潮社/362円)
・『インドの時代―豊かさと苦悩の幕開け』(中島岳志/新潮社/438円)
・『天ぷらにソースをかけますか?―ニッポン食文化の境界線』(野瀬泰申/新潮社/590円)
・『幕末維新秘史』(伊東成郎/新潮社/476円)
・『チェーホフを楽しむために』(阿刀田高/新潮社/552円)
・『レッド・ツェッペリンコンプリート・ブック』(白谷潔弘監修/シンコーミュージック・エンタテインメント/2,800円)
・『照明の科学―おもしろサイエンス』(高橋俊介監修;照明と生活の研究会/日刊工業新聞社/1,500円)