アニメの感想テキスト2つ(『シムーン』『エルフェンリート』)
テキスト、どちらも面白かった、というかとてもおいらには書けないテキストだったので覚えリンクとして。
→『エルフェンリート』 神戸守監督 異形への残酷な差別と罪と赦しの物語〜こんな腐った世界と人類を滅ぼさないのはなぜだろうか・・・ - 物語三昧〜できればより深く物語を楽しむために
物語が始まると、第一話から、人類を殺戮するために生まれた主であるディクロニウスであるルーシィがガンガン人を殺しまくるんですが、そのシーンを見た瞬間に、この物語は「罪と許し」の物語なんだな、と思いました。
『シムーン』は、間違いなく、歴史に残るべき金字塔です。
“永遠の少女”というロマンティックなテーマを、真面目に、真剣に、深く深く掘り下げた作品でした。
神聖な祈りを戦争の道具に使われ、巫女どころか忌むべき兵器として扱われ、人格まで否定されてしまった少女たちが、一途な思いで“生きている証”をつかみ、勇気をもって死と対峙し、ついに魂の救済を得る物語。
かくも美しい作品が、かつてあったでしょうか?
以下に続きます。
→20071103★アニメ解題『シムーン』(2)
→20071116★アニメ解題『シムーン』(3)
→20071124★アニメ解題『シムーン』(4)
→20071221★アニメ解題『シムーン』(5)