「オフレコ」と言えばかつてこんなひどい「オフレコ」ネタがあったわけですが

 現在のオフレコといえばこのニュースなわけですが、
漆間副長官「自民に言及、記憶ない」 オフレコ発言重ねて釈明

漆間副長官「自民に言及、記憶ない」 オフレコ発言重ねて釈明
 
 漆間巌官房副長官は9日午後の記者会見で、西松建設の巨額献金事件で政府高官名で報じられた「自民党議員への波及は絶対ない。額が違う」との発言について「私と私の秘書官の記憶を突き合わせた結果、そういう発言はした記憶はない」と述べ、特定の政党や議員に言及した記憶はないと重ねて主張した。その上で「一般論であっても微妙な時期の記者懇談だったから言うべきではなかった。認識を誤らせるようなことをしてしまい申し訳ない気持ちだ」と陳謝した。自らの進退に関しては「任命権者に従う」と、麻生太郎首相の判断に従う考えを示した。(15:52)

 かつて、ぼくの日記でもっとひどい方法で「オフレコ」発言をオンにしてしまったところがあったのを紹介したことがありました。
自分のところで記事にできないネタをマスメディア関係者がリークして記事にさせる手法について
江藤隆美氏は自著で何と言っているか
 要するに、オフレコな話をテープに取って、自社では記事にできないから他社(具体的には月刊誌の『選択』と、韓国の有力紙である『東亜日報』と日本の『赤旗』)に送りつけた記者がいた、という話。

どの社のだれとはいわないが、この事件を背後で操ったのは、日本の一部マスコミだろうと、私は今でも信じている。
信義を破ってテープに録音した内容を原稿にし、自分では記事にせず、それをわざわざ韓国のマスコミに送りつけたのだ。これほど卑怯、卑劣なやり方があるだろうか。

 この一件に比べると、外交問題になっていないだけでも、今回の件はまだ少しマシ、という感じでしょうか。