勝手にヴォネガット長編考課表
リストの元は以下のところから。
→カート・ヴォネガット - Wikipedia
A プレイヤー・ピアノ(Player Piano 1952年)
A+ タイタンの妖女(The Sirens of Titan 1959年)
A− 母なる夜(Mother Night 1961年)
A 猫のゆりかご(Cat's Cradle 1963年)
B ローズウォーターさん、あなたに神のお恵みを(God Bless You, Mr. Rosewater, or Pearls Before Swine 1965)
A+ スローターハウス5(Slaughterhouse-Five, or The Children's Crusade 1969年)
A チャンピオンたちの朝食(Breakfast of Champions, or Goodbye, Blue Monday 1973年)
A− スラップスティック(Slapstick, or Lonesome No More 1976年)
B ジェイルバード(Jailbird 1979)
B デッドアイディック(Deadeye Dick 1982年)
A ガラパゴスの箱舟(Galapagos 1985年)
B 青ひげ(Bluebeard 1987年)
? ホーカス・ポーカス(Hocus Pocus 1990年)
? タイムクエイク(Timequake 1997年)
1990年代の2作は読んでいるはずなんだけど記憶にない。もっとたくさん書いている印象があったけど、意外に少ないのね。
『スローターハウス5』は『屠殺場5号』ってタイトルのときに読んでびっくりした。『タイタンの妖女』にはもっとびっくりした。
しかし、
なお、ヴォネガット本人は「SF作家」とレッテル付けされるのを嫌ったが、一方で「現代の作家が、科学技術に無知であることはおかしい。」と主張し、ほとんどの作品でSF的なアイデアが使用されている。
ジャンル「SF」の人なんだよな。早川文庫SFの棚に並んでるし。
「「SF作家」とレッテル付けされるのを嫌った」という記述のソースが気になる。
あと、短編集は、古本屋で見たら絶対買っておけ、というレベル。『モンキー・ハウスへようこそ』の「2」が品切れ状態っぽい。
エッセイは、正直言ってあまりおすすめできない。時に政治臭がリアルで匂ってるのがどうも。