『イギリス東インド会社−軍隊・官僚・総督』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

イギリス東インド会社  - 軍隊・官僚・総督

イギリス東インド会社 - 軍隊・官僚・総督

★『イギリス東インド会社−軍隊・官僚・総督』(浜渦哲雄/中央公論新社/2310円)【→amazon
躍進する21世紀インド経済の基盤をつくった統治機構。商社として発足し、植民地帝国の統治者へと変貌してゆく東インド会社の多面性とダイナミズムを描き出す。
 
新版 バナッハ・タルスキーのパラドックス (岩波科学ライブラリー)

新版 バナッハ・タルスキーのパラドックス (岩波科学ライブラリー)

★『新版バナッハ−タルスキーのパラドックス』(砂田利一/岩波書店/1260円)【→amazon
ゲーデルの「不完全性定理」と並ぶ20世紀の摩訶不思議な定理。それがバナッハ‐タルスキーの定理である。あまりに奇妙なために、パラドックス呼ばわりされているが、数学のれっきとした定理である。面積とは、体積とは何か、あるいは「数えられる」とはいったい何を意味するのかを根本から問う。「無限」概念と格闘しつづけた現代数学。その中心に位置する話題をわかりやすく紹介する。
 
ラジカセのデザイン! JAPANESE OLD BOOMBOX DESIGN CATALOG (青幻舎MOGURA BOOKS)

ラジカセのデザイン! JAPANESE OLD BOOMBOX DESIGN CATALOG (青幻舎MOGURA BOOKS)

★『ラジカセのデザイン!』(松崎順一/青幻舎/1680円)【→amazon
高度成長期に誕生したジャパニーズデザイン。世界初、ラジカセビジュアルブック。高度経済成長期の真っ只中に誕生したポータブル・オーディオ「ラジカセ」。各メーカーがしのぎを削り、次々と新作を発表した1970年~80年代。デザインや機能もさまざまに変化を遂げ、一般家庭に浸透したが、その後、CD、MDの台頭、終にはネット配信と凄まじいハード変革により、 発売からおよそ30年間で市場から姿を消した。ラジカセの一番の魅力は、時代が生んだ自由奔放なインターフェースデザイン。デジタル時代の現在においても、国内のみならず、 海外のミュージシャンからも熱く支持されている。本書は、国内随一のラジカセコレクターによる膨大なコレクションの中から、 選りすぐりのデザインをビジュアル系統立てにて紹介。奥深いラジカセの魅力を感じられる、ビジュアルブック。遂に発売!