『有機的建築−オーガニックアーキテクチャー』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

有機的建築―オーガニックアーキテクチャー

有機的建築―オーガニックアーキテクチャー

★『有機的建築−オーガニックアーキテクチャー』(フランク・ロイド・ライト/筑摩書房/2520円)【→amazon
自然のただなかに立つ樹木のように気高い建築、ここに有機的建築の理想があります。
 
犬の帝国―幕末ニッポンから現代まで

犬の帝国―幕末ニッポンから現代まで

★『犬の帝国−幕末ニッポンから現代まで』(アーロン・スキャブランド/岩波書店/3360円)【→amazon
現代日本人にとって,今や欠かせない伴侶となった犬.しかしほんの一五〇年ほど前,「野蛮な」日本犬と「文化的な」洋犬は,日本と西欧の文化的軋轢の象徴でもあり,「文明開化」の掛け声とともに在来の犬は受難の時代をくぐってきた.ところが昭和に入ると一転して「日本の犬」こそが帝国のシンボルにふさわしいと「忠犬」ハチ公がもてはやされ,挙国一致の戦争に多数の軍犬たちが動員され,死んでいった.そして,現代.ペット大国日本の犬たちは,主人たちとともに大量消費の時代を迎え,生活習慣病に悩むものまで現れている.犬という鏡に映し出された近現代日本の姿を,気鋭の米国人歴史家が鮮やかに切り取る.
 
インビクタス 負けざる者たち

インビクタス 負けざる者たち

★『インビクタス 負けざる者たち』(ジョン・カーリン/日本放送出版協会/2100円)【→amazon
1995年、ラグビーワールドカップ南アフリカチーム、奇跡の優勝の陰には、ネルソン・マンデラがいた。彼の真の目的は…。マンデラの全面的な協力を得たジャーナリストによるノンフィクションの傑作。