『法隆寺を歩く』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

法隆寺を歩く (岩波新書)

法隆寺を歩く (岩波新書)

★『法隆寺を歩く』(上原和/岩波書店/798円)【→amazon
訪れるたびに惹かれゆく古刹、法隆寺。現存する世界最古の木造建築を擁するというのみならず、そのゆかしい建造物や彫刻・絵画は、今なお見る人びとの胸に敬虔な想いを呼び起こす。法隆寺を、そして世界中の古代美術の遺跡を長年にわたり訪れてきた著者の案内のもと、閉ざされた聖域、隠された史実をもたどりながら、境内をめぐり歩く。
 
私が見た戦争

私が見た戦争

★『私が見た戦争』(石川文洋/新日本出版社/2940円)【→amazon
知っていますか、何が起きているか。戦場を撮り続けてきた写真家の思い。
 
戦後落語史 (新潮新書)

戦後落語史 (新潮新書)

★『戦後落語史』(吉川潮/新潮社/735円)【→amazon
その時、円生が怒り、談志と志ん朝は動き、円楽は耐えた…。落語界最大の抗争、落語協会分裂騒動とは何だったのか。志ん生、円生の復帰、ラジオ、テレビによる人気の沸騰、立川談志一門の協会脱退、寄席の衰退と復活。落語史に残る大事件から、時代を象徴する噺家の栄枯盛衰まで。四十年以上、「東京」の落語を見続けてきた演芸評論の第一人者による戦後落語史。現在の落語界が見えてくる格好の入門書。