『野人伝』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

野人伝

野人伝

★『野人伝』(岡野雅行/新潮社/1365円)【→amazon
こんなサッカー人生、ホントにアリ!?完全無名選手が突如プロデビュー、快速フォワードとして一躍脚光を浴び、プロ1年目、日本代表にも召集された。そして日本をW杯に導く歴史的ゴールを決める!衝撃の高校生活も初告白。浦和、神戸、香港、鳥取…野人はいつも全力疾走。
 
談志 最後の落語論

談志 最後の落語論

★『談志最後の落語論』(立川談志/梧桐書院/1890円)【→amazon
談志最後の三部作第一弾!家元曰く「落語に対する能書きを本にするのはこれが最後になるかもしれない」(本書まえがきより)。立川流家元立川談志、満を持しての書き下ろし。「落語とは、人間の業の肯定である」との名言を記してから25年。さらなる進化を遂げた談志の落語論・落語家論の集大成。
 
写真の存在論―ロラン・バルト『明るい部屋』の思想

写真の存在論―ロラン・バルト『明るい部屋』の思想

★『写真の存在論ロラン・バルト『明るい部屋』の思想』(荒金直人/慶応義塾大学出版会/2310円)【→amazon
ロラン・バルト最期のテクスト『明るい部屋』。亡き母への追悼の書であり、新たな小説性を模索する文学的な実験であり、写真が与える経験を思索する写真論であるその書で、バルトは何を問うたのか。