『ワシントンハイツ GHQが東京に刻んだ戦後』ほか
今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
- 作者: 秋尾沙戸子
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2009/07
- メディア: 単行本
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占領期、明治神宮に隣接してひとつの「街」を作り上げた米軍と家族たち。フェンスに囲まれたそのエリアから、日本人の「アメリカ化」の波は広がっていった―。焦土の中に降り立ったGHQは、東京をどうデザインし、我々の生活に何を埋め込んだのか。隣人として身近で接した市民は、その「戦略」をどのように肌身で受け止めたのか。日米双方の新資料・貴重な肉声をもとに、占領を市民の目線から捉え直す。
- 作者: 山下洋平
- 出版社/メーカー: SBクリエイティブ
- 発売日: 2009/11/17
- メディア: 単行本
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路面には黒々とした二本の筋。裁判で有罪の決め手になった、スクールバスの「ブレーキ痕」だ。「このブレーキ痕は、警察が捏造した疑いがあります。これは冤罪ではありません。警察組織の犯罪です」。
- 作者: 小熊英二
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 単行本
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「あの時代」から40年。あの叛乱は何だったのか。時代の政治・経済状況から「全共闘世代」の文化的背景までを検証し、「あの時代」をよみがえらせる。60年安保闘争から日大闘争、安田講堂攻防戦までを描く上巻。
- 作者: 小熊英二
- 出版社/メーカー: 新曜社
- 発売日: 2009/07/01
- メディア: 単行本
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新宿事件、高校闘争、内ゲバ、爆弾事件、べ平連、リブ、そして連合赤軍。「あの時代」の後半期に起きたパラダイム転換は、何を遺したのか。後世への真の影響を初めて明らかにし、現代の「私たち」の位置を逆照射する下巻。