『中国は崩壊しない−「毛沢東」が生きている限り』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

中国は崩壊しない

中国は崩壊しない

★『中国は崩壊しない−「毛沢東」が生きている限り』(陳惠運・野村旗守/文藝春秋/1400円)【→amazon
世界最後の共産帝国は何故「発展」し続けるのか。支配されたがる中国人の不可思議な「伝統」、若者に高まる党礼賛等の真因を追求。
 
アメリカ下層教育現場 (光文社新書)

アメリカ下層教育現場 (光文社新書)

★『アメリカ下層教育現場』(林壮一/光文社/777円)【→amazon
アメリカ在住ノンフィクションライターである著者は、恩師に頼み込まれ、高校の教壇に立つことになった。担当科目は「JAPANESE CULTURE(日本文化)」。前任者は、生徒たちのあまりのレベルの低さに愕然とし、1カ月も経たないうちに逃げ出していた。そこは、市内で最も学力の低い子供たちが集まる学校だった。赴任第1日目、著者が目にした光景は、予想を遙かに超えていた。貧困、崩壊家庭と、絶望的環境のなかで希望を見出せない子供たちに、著者は全力で向かい合っていくが…。子を持つ全ての親、教育関係者必読のノンフィクション。
 
近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」 (光文社新書)

近頃の若者はなぜダメなのか 携帯世代と「新村社会」 (光文社新書)

★『近頃の若者はなぜダメなのか−携帯世代と「新村社会」』(原田曜平/光文社/861円)【→amazon
今の20代後半以下の世代は、中学生、高校生くらいからケータイを持ち始めた、日本で初めての世代です。イメージしてみてください。自分が中高生のときに、もしも携帯電話や電子メールが存在していたら…。生活は良くなっていたでしょうか?友達との関係はどう変わっていたでしょうか?著者は7年をかけて、10代半ば~20代後半の若者、約1000人に実際に会って、じっくりと話を聞いてきました。その結果見えてきたのは、現在32歳の私ですら驚くほど劇的に変化した、彼らの生活と人間関係です。近頃の若者はいったいどういう環境にいて、いつも何を考えているのか?本書を読めば、彼らのリアルな姿を肌感覚で理解できるようになるでしょう。