『次に来るメディアは何か』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

次に来るメディアは何か (ちくま新書)

次に来るメディアは何か (ちくま新書)

★『次に来るメディアは何か』(河内孝/筑摩書房/777円)【→amazon
世界的な経済危機、さらに少子高齢化や、インターネット社会の誕生によって、国民の新聞離れ・テレビ視聴の多様化という構造変化が急速に進んだ。その結果、既存メディア業界の経営は、軒並み崖っぷちに立たされている。この状況から日本のメディア産業は、どのようなビジネスモデルを見出し、再編成されてゆくのだろうか。日本の未来予測にとって重要な指標となるアメリカの事例を参照しながら、メディア産業の未来を描く。
 
遠野物語へようこそ (ちくまプリマー新書)

遠野物語へようこそ (ちくまプリマー新書)

★『遠野物語へようこそ』(三浦佑之・赤坂憲雄/筑摩書房/798円)【→amazon
遠野物語』は、ものすごくゆたかで鮮やかな世界を秘めている。河童の子を産む女に、馬と恋に落ちた女、狼との死闘、神隠し、座敷わらし、山男、臨死体験、姥捨て…。不思議な物語を読み解き、そのおもしろさの秘密に迫る。
 
生物いまどき進化論 ~都市化がもたらす人工サバイバル (知りたい!サイエンス)

生物いまどき進化論 ~都市化がもたらす人工サバイバル (知りたい!サイエンス)

★『生物いまどき進化論 都市化がもたらす人工サバイバル』(藤本和典/技術評論社/1659円)【→amazon
人で溢れかえり、車が走り回る都市。そんな環境の中でも、強く生きる生物がいる。都市は自然の一部として機能し得るのか?そんな疑問を感じたら、NHKラジオでおなじみ藤本和典さんの出番。都市の生き物をエッセイで紐解きながら都市化と生物の可能性について考えてみよう。