『幕末日本と対外戦争の危機−下関戦争の舞台裏』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

幕末日本と対外戦争の危機―下関戦争の舞台裏 (歴史文化ライブラリー)

幕末日本と対外戦争の危機―下関戦争の舞台裏 (歴史文化ライブラリー)

★『幕末日本と対外戦争の危機−下関戦争の舞台裏』(保谷徹/吉川弘文館/1785円)【→amazon
攘夷運動の激化に横浜鎖港をめざした江戸幕府だったが、戦争挑発とみた欧米列強は、対日戦争の準備を開始。長州藩に始まった下関戦争は、国家間戦争に発展する危機に直面していた。欧米諸国側の史料から真相を描く。
 
フランス中世歴史散歩 (白水uブックス)

フランス中世歴史散歩 (白水uブックス)

★『フランス中世歴史散歩』(レジーヌ・ペルヌー&ジョルジュ・ペルヌー/白水社/1365円)【→amazon
その昔、王侯貴族、商人、学生、そして巡礼がフランス全土を経巡った。彼らのゆくところ道ができ、教会や町が生まれた。中世史の名ガイド、ペルヌー姉弟が豊富な知識をもとにフランス中世史の魅力を語る。
 
平城京に暮らす―天平びとの泣き笑い (歴史文化ライブラリー)

平城京に暮らす―天平びとの泣き笑い (歴史文化ライブラリー)

★『平城京に暮らす−天平びとの泣き笑い』(馬場基/吉川弘文館/1890円)【→amazon
八世紀に栄えた寧楽の都平城京で、人々はどのような暮らしを送っていたのか。飲食や宴会のたのしみ、労働や病気の苦しみ…。下級官人が生活の様々な場面で記した木簡を読み解き、そこから浮ぶ彼らのリアルな姿に迫る。