『世論の曲解−なぜ自民党は大敗したのか』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日3冊紹介(当分)。
 

世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)

世論の曲解 なぜ自民党は大敗したのか (光文社新書)

★『世論の曲解−なぜ自民党は大敗したのか』(菅原琢/光文社/861円)【→amazon
新進気鋭の政治学者が、印象論を排したデータ分析を駆使して、マスコミ報道の問題点や、世論調査を曲解して惨敗した自民党の迷走を描き出す。
 
インテリ公害

インテリ公害

★『インテリ公害−日本人の出直しのために』(中里至正・松井洋/グラフ社/1365円)【→amazon
今から20年以上も前に、将来の日本人を危ぶむような兆候を示す、子どもがおかしい―。実験結果を得た社会心理学者がいた。その心配が現実のものとなった今、この二人の研究者が、日本人を再生させるための方法を提言する。
 ★『江戸の密通−性をめぐる罪と罰』(永井義男/学研パブリッシング/798円)【→amazon
江戸時代、夫婦以外の男女の性交渉はすべて密通とされた。結婚前の恋人同士の行為も、不倫も心中も僧侶の女犯も、すべて密通という性犯罪だったのだ。刑罰は苛酷だったが、身分によって軽重があったり、間男か間男でないかを幕府評定所のお偉方が角突き合わせて審議したり…。大岡越前遠山金四郎根岸鎮衛ら名奉行たちも裁いた江戸の密通とその刑罰事情とは。