『映画館(ミニシアター)のつくり方』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

映画館(ミニシアター)のつくり方

映画館(ミニシアター)のつくり方

★『映画館(ミニシアター)のつくり方』(映画芸術編集部/ACクリエイト/1575円)【→amazon
人口1万5千人の海辺の町で90年以上続く映画館。出演者や監督が次々に舞台あいさつに訪れるピンク街のアート系映画館。「幽霊通り」と呼ばれた駅前を復活させた映画館―。全国の“わが町”に銀幕を掲げる16の映画館。その幸福と苦悩を凝縮。
 ★『ルノワール−光と色彩の画家』(賀川恭子/角川書店/740円)【→amazon
2010年1月20日より国立新美術館で開催される「ルノワール 伝統と革新」展にあわせて、巨匠の作品と生涯を分かりやすく紹介する解説本が登場。オールカラーで70点以上の絵が収録された初心者もファンも必携の1冊。
 
人間の器量 (新潮新書)

人間の器量 (新潮新書)

★『人間の器量』(福田和也/新潮社/714円)【→amazon
優れた人はいる。感じのいい人もいる。しかし、善悪、良否の敷居を超える、全人的な魅力、迫力、実力を備えた人がいない。戦後、日本人は勉強のできる人、平和を愛する人は育てようとしてきたが、人格を陶冶し、心魂を鍛える事を怠ってきた。なぜ日本人はかくも小粒になったのか―。その理由と本質に迫ることこそが、日本人が忘れたものを再認識させ、人生を豊かにしてくれるのである。
 
マンボウ家の思い出旅行

マンボウ家の思い出旅行

★『マンボウ家の思い出旅行』(北杜夫/実業之日本社/1365円)【→amazon
スーパー元気な妻と娘に連れられ、茂吉の故郷・山形やハワイ、ソウルなど、思い出の地をめぐる追憶と旅の日々―ところが一転、マンボウ家は大騒動に。いったい何が…。
 
米原万里を語る

米原万里を語る

★『米原万里を語る』(井上ユリ・編/かもがわ出版/1575円)【→amazon
作家はいかに生まれ育ったか?その類い稀なる魅力とは何か?実妹と義兄弟が愛をこめて語る米原万里万華鏡。