『ファンから観たプロ野球の歴史』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

ファンから観た プロ野球の歴史

ファンから観た プロ野球の歴史

★『ファンから観たプロ野球の歴史』(橘川武郎/日本経済評論社/1890円)【→amazon
曲がり角に立つ日本プロ野球。70年余の歴史を緻密に観察し、現在直面する問題の根源に迫る。何よりもファンの立場に立って2人の経営学者が問題解決の道を展望する。
 ★『新・井沢式日本史集中講座 「鎌倉新仏教」編』(井沢元彦/徳間書店/1575円)【→amazon
「鎌倉新仏教」から「本来の仏教」を引くと日本文化の特異性がはっきりとわかるのです!日本人の心のエッセンスとしての宗教から読み解く超エキサイティングな日本史、開講です。
 
世界ニホン誤博覧会 (新潮文庫)

世界ニホン誤博覧会 (新潮文庫)

★『世界ニホン誤博覧会』(柳沢有紀夫/新潮社/460円)【→amazon
「日本語でどづぞ」なる妙な看板に遭遇して以来、“海外で見かける不思議な日本語”に取り憑かれた著者は、世界中の収集家の協力を得、15年の研鑽を重ねた。本書はその集大成である。膨大なサンプルは、(1)地域の特徴(2)発生頻度(3)発生原因(4)隠された日本人観に注目して収集された。他に類を見ない研究を、どづぞゆっくワおたのし2下ざい。解読に役立つ「ソックリ文字早見表」付。
 
ブッダはなぜ女嫌いになったのか (幻冬舎新書)

ブッダはなぜ女嫌いになったのか (幻冬舎新書)

★『ブッダはなぜ女嫌いになったのか』(丘山万里子/幻冬舎/798円)【→amazon
ブッダとは「悟った人」の意味だが、その悟りへの歩みは、生後間もない息子に「ラーフラ(=邪魔者)」と名付け、妻子を置き去りにして出奔することから始まった。「人とかかわるな、交わるな」と説いたブッダは、「女の究極目標は相手を縛り支配すること」と断じ、女の出家に最後まで難色を示し続けた。ようやく尼僧を許可した後も、女の存在が仏法を駄目にすると愚痴って弟子を悩ませる。この徹底した女性への警戒心、恐怖感はどこからきたのか。原始仏教経典を精緻に読み込むことで見えた、生みの母、育ての母、妻との愛に苦悩する、知られざるブッダの姿。
 
ヘーゲル入門 (KAWADE道の手帖)

ヘーゲル入門 (KAWADE道の手帖)

★『ヘーゲル入門−最も偉大な哲学に学ぶ』(KAWADE道の手帖/河出書房新社/1575円)【→amazon
ヘーゲルは現代にこそ甦る。はじめての読者にもわかるヘーゲルのすべて、そして現代へのつながり。長谷川宏加藤尚武西研、滝口清栄、岡本裕一朗、長原豊他。