『城と隠物の戦国誌』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

城と隠物の戦国誌 (朝日選書)

城と隠物の戦国誌 (朝日選書)

★『城と隠物の戦国誌』(藤木久志/朝日新聞出版/1365円)【→amazon
村に戦争が来た!城に逃げようか、山に籠もろうか?財産はどこに隠そうか、誰かに預けようか? 戦国時代、自力の時代に人々はどのようにして戦乱を避け、わが身と財産を守ったか? 城に逃込むために普段から城の維持に尽力したほか、大切な家畜や食料、書類などは寺社に預けたり、穴を掘って隠したり……。生き延びるための戦国の智恵に学ぶ。
 
慈悲の名君 保科正之 (角川選書)

慈悲の名君 保科正之 (角川選書)

★『慈悲の名君保科正之』(中村彰彦/角川学芸出版/1680円)【→amazon
将軍家綱の輔弼役として「半天下の勢い」と称された会津藩祖・保科正之。卓越した政治手腕と仁慈あふれる思想をもとに、文治政治を実践した「稀代の名君」の足跡を辿り、その功績と生涯を現代に蘇らせる。
 
楽しく読める 江戸考証読本(二)

楽しく読める 江戸考証読本(二)

★『楽しく読める江戸考証読本 2 大江戸八百八町編』(稲垣史生/新人物往来社/1575円)【→amazon
江戸の人々が見た景色、町の仕組み、仕事と娯楽、人気だった江戸の三男、花柳界の粋な女たち…江戸八百八町の人々の毎日の生活が一から十まですべて分かる、ますます好調の人気シリーズ第二弾。
 
大名行列を解剖する―江戸の人材派遣 (歴史文化ライブラリー)

大名行列を解剖する―江戸の人材派遣 (歴史文化ライブラリー)

★『大名行列を解剖する 江戸の人材派遣』(根岸茂夫/吉川弘文館/1785円)【→amazon
大名行列を支えたのは「渡り者」と呼ばれる派遣・アルバイトだった。やがて彼らは「がさつ」な振る舞いで格差社会に立ち向かう…。泰平の世に武威を示すはずだった大名行列の実態にメスを入れ、近世武家政権の矛盾を暴く。
 
日本観光ガイド

日本観光ガイド

★『日本観光ガイド』(酒井順子/光文社/1575円)【→amazon
日本人にもよくわかる。こんな時代の日本案内。