『アイディアのレッスン』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

アイディアのレッスン (ちくま文庫)

アイディアのレッスン (ちくま文庫)

★『アイディアのレッスン』(外山滋比古/筑摩書房/567円)【→amazon
しなやかな発想、思考を実生活に生かすには、どうしたらいいのだろう。たんなる思いつきをアイディアにするには?企画、営業、レポートなど仕事や勉強、きらりと光る会話にまで、大きく影響するアイディアのポイントは?学校や会社では教えてくれないアイディアのつくり方を教えます。日々の暮らしを賢く、美しく、そして面白く生きていけるように。『思考の整理学』実践篇。
 
お寺の経済学 (ちくま文庫)

お寺の経済学 (ちくま文庫)

★『お寺の経済学』(中島隆信/筑摩書房/777円)【→amazon
日本全国にあるお寺の数は約7万6000。これはコンビニの4万店を大きく上回る。その「お寺」の世界を経済学的に分析することで見えてくる檀家制度・葬式・戒名・本山と末寺の関係などの本質とは?そして、経済学と仏教という人間の知恵を共存させるためにするべきことは、いったい何か?「法衣・仏壇ビジネス」の仕組みについて分析した「補章」も収録。
 ★『しつこさの精神病理−江戸の仇をアラスカで討つ人』(春日武彦/角川書店/740円)【→amazon
壮絶な憎悪や執着を支えに生きる人々がいる。彼らとのコミュニケーションには大きな摩擦や混乱をきたしやすい。彼らの精神構造を分解してみると……。
 
ゾロアスター教 三五〇〇年の歴史 (講談社学術文庫)

ゾロアスター教 三五〇〇年の歴史 (講談社学術文庫)

★『ゾロアスター教−三五〇〇年の歴史』(メアリー・ボイス/講談社/1365円)【→amazon
三五〇〇年前、啓示による人類最古の宗教が中央アジアに誕生した。ゾロアスター教である。至高の創造主アフラ・マズダーを崇拝、火と水の祭儀、善悪二元論、救世主信仰を特徴とする。その思想は、キリスト教イスラム教、仏教へと流れ込んだ。謎に満ちたゾロアスター教を、その誕生から現代インドに残るパールシーまで包括的に論じた格好の入門書。
 
ならず者たち

ならず者たち

★『ならず者たち』(ジャック・デリダ/みすず書房/4620円)【→amazon
主権という古い幽霊が信用を喪失しているとき、政治に何が起きているのか。「ならず者」の名を導きの糸に、来たるべき民主主義の思考を展開する、デリダ、晩年の主著。