『ツァイス・イコン物語 世界最大のカメラ・コンツェルンの軌跡』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

ツァイス・イコン物語―世界最大のカメラ・コンツェルンの軌跡

ツァイス・イコン物語―世界最大のカメラ・コンツェルンの軌跡

★『ツァイス・イコン物語 世界最大のカメラ・コンツェルンの軌跡』(竹田正一郎/光人社/2415円)【→amazon
かつてドイツに存在した世界最大のカメラメーカー“ツァイス・イコンAG”―コンタックス、コンタレックス、コンタフレックスなど光学と精密機械工学の粋を集めた高級機群を生み出し、近代工業としてのカメラ産業を確立して世界のカメラ市場を支配した巨大企業の110年にわたる歴史をたどる。
 
シナリオ無頼―祭りは終わらない (中公新書)

シナリオ無頼―祭りは終わらない (中公新書)

★『シナリオ無頼 祭りは終わらない』(中島丈博/中央公論新社/819円)【→amazon
「一スジ、二ヌケ、三ドウサ」。スジは脚本、ヌケは画面の美しさ、そしてドウサが役者の演技。脚本の出来が映画の死命を制すことをいった金言である。一〇〇〇本を超える膨大なシナリオを手がけ、実際にメガホンもとった著者が、波乱に富んだ来し方を詩情豊かに綴る。幼少期の京都、少年時代の高知、脚本家として怱忙の日々を送った東京。終戦から今日に至る、人びとの熱く苦渋に満ちた生き様と、業界の裏面史。
 
新廃線紀行

新廃線紀行

★『新廃線紀行』(嵐山光三郎/光文社/1575円)【→amazon
廃線旅行は、ノスタルジアではなく、命がけの探険となる。写真・イラスト550点収録。平成廃線から戦前廃線まで全国26路線を踏破。
 
コナン・ドイル伝

コナン・ドイル伝

★『コナン・ドイル伝』(ダニエル・スタシャワー/東洋書林/3780円)【→amazon
アメリカ探偵作家クラブ賞を受賞したにもかかわらず、刊行後10年を経てなお邦訳の機会に恵まれなかった充実の評伝が今ここに!良質のパスティーシュ作品をものする筋金入りのシャーロッキアンたる著者と、最新のホームズ個人全訳をなしとげた訳者による決定版。
 
哲学の歴史〈第1巻〉哲学誕生―古代1

哲学の歴史〈第1巻〉哲学誕生―古代1

★『哲学の歴史 第1巻(古代 1) 哲学誕生−始まりとしてのギリシア』(中央公論新社/3675円)【→amazon
西洋文化・伝統の根幹をなす営み、ここに始まる―西洋哲学の全体像を描き出す日本初のシリーズ、第10弾。