『ニワトリ−愛を独り占めにした鳥』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

ニワトリ 愛を独り占めにした鳥 (光文社新書)

ニワトリ 愛を独り占めにした鳥 (光文社新書)

★『ニワトリ−愛を独り占めにした鳥』(遠藤秀紀/光文社/861円)【→amazon
地球上に110億!食の神話を支える「家畜の最高傑作」の実力と素顔を公開。
 
未確認生物学! (ナレッジエンタ読本13)

未確認生物学! (ナレッジエンタ読本13)

★『未確認生物学!』(天野ミチヒロ+武村政春/メディアファクトリー/945円)【→amazon
未知生物研究の専門家・天野ミチヒロに、気鋭の分子生物学者・武村政春が立ちはだかった!ネッシーや雪男はいるのか?ツチノコがいるとしたら、それはどんな生物なのか?最先端の科学技術を用いれば、新しい生物は作り出せるのか?―人間の想像力と科学の見事なコラボレーションでUMAの真の姿に迫る。夢とロマンあふれる未確認生物の世界へようこそ。
 
森が消えれば海も死ぬ―陸と海を結ぶ生態学 第2版 (ブルーバックス)

森が消えれば海も死ぬ―陸と海を結ぶ生態学 第2版 (ブルーバックス)

★『森が消えれば海も死ぬ−陸と海を結ぶ生態学−第2版』(松永勝彦/講談社/840円)【→amazon
昔から、魚介類を増やすには水辺の森林を守ることが大切とされ、こうした森は「魚つき林」と呼ばれた。森の栄養が海の生き物を育てているのだ。現在、漁師たちが山の木を育てる「漁民の森」運動が全国で進められている。その科学的根拠ともなった「陸と海を結ぶ生態系」を解き明かす。
 
新書512江戸の砲術師たち (平凡社新書)

新書512江戸の砲術師たち (平凡社新書)

★『江戸の砲術師たち』(宇田川武久/平凡社/798円)【→amazon
一五四三年、鉄炮ポルトガル人により日本に伝えられた。戦国乱世の時代には、武器として多くの鉄炮が求められ、戦闘様式や築城法などにも大きな影響を与えてきた。江戸時代には、文治政治へと移行していく過程の中で、回国の生活を過ごしてきた炮術師たちが、身分制社会の規範として仰がれ、武芸としての炮術が花開く。炮術に生きた師範と門弟、関流炮術を継ぐ関内蔵助家の家族模様を写しだす。
 
小樽運河ものがたり

小樽運河ものがたり

★『小樽運河ものがたり』(田村喜子/鹿島出版会/2310円)【→amazon
大正12年に完成した小樽運河は、戦後の港湾整備と自動車交通によって衰退し、昭和40年代になると小樽運河を埋め立て、道路として整備する方針が小樽市により打ち出された。これに対し運河の保存運動が全国規模で高まった。市側は当初の全面埋立て計画を見直し、運河の半分の幅を残す構想案(現在のもの)を提示した。全面保存を求める保存派と意見が折り合わないまま、昭和58年に埋立て工事が着手され、昭和61年には小樽臨港線が開通した。運河沿いには「小樽運河ふれあいの散歩道」が整備され、現在の観光名所となっている。