『ペニシリンはクシャミが生んだ大発見−医学おもしろ物語25話』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
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ペニシリンはクシャミが生んだ大発見―医学おもしろ物語25話 (平凡社新書)

ペニシリンはクシャミが生んだ大発見―医学おもしろ物語25話 (平凡社新書)

★『ペニシリンはクシャミが生んだ大発見−医学おもしろ物語25話』(百島祐貴/平凡社/777円)【→amazon
聴診器、レントゲン、輸血、ワクチン、麻酔…今では私たちが当たり前に恩恵を受ける医療技術の数々。その進歩の陰には、不屈の医師たちの人間ドラマがあった。時代の通説との葛藤、自らの命を賭した人体実験、思わぬ失敗が生んだ発見、研究者間の熾烈な競争など、25の物語を通して知る、医学史のおもしろ裏話。医学の発展は三分の努力と七分の偶然から!?瞠目のサイエンス進化論。
 
メタル・ウォーズ

メタル・ウォーズ

★『メタル・ウォーズ−中国が世界の鉱物資源を支配する』(谷口正次/東洋経済新報社/1785円)【→amazon
原油高騰は序幕に過ぎぬ―真の危機は“金属資源”だ!日本製造業の「生命線」を撃滅する国富争奪戦、その実態と進むべき道を示す。
 
アラン・ローマックス選集-アメリカン・ルーツ・ミュージックの探求 1934-1997

アラン・ローマックス選集-アメリカン・ルーツ・ミュージックの探求 1934-1997

★『アラン・ローマックス選集−アメリカン・ルーツ・ミュージックの探究 1934−1997』(アラン・ローマックス&ロナルド・D.コーエン/編/みすず書房/6300円)【→amazon
「ローマックスがいなければポピュラー音楽の歴史は異なっていた」。本書は20世紀半ば、アメリカのフォーク、ブルース、ジャズの発展に決定的な影響を及ぼした男の奮闘の記録である。音源CD付。
 
映画にとって音とはなにか

映画にとって音とはなにか

★『映画にとって音とはなにか』(ミシェル・シオン/勁草書房/3360円)【→amazon
音は、映画においては自らの場を探すものだ。映画に音が存在した瞬間からそれらの音が無理やり一まとまりにされるのはなぜだろうか…さまざまな傑作映画の魅力を、音への認識論や音響技術の方法論から解明する。
 
芸術か人生か! レンブラントの場合

芸術か人生か! レンブラントの場合

★『芸術か人生か!レンブラントの場合』(ツヴェタン・トドロフ/みすず書房/3780円)【→amazon
芸術家の創作過程はどうなっているのか?人生と創作の最良の関係とはどのようなものなのか?自己中心主義と人生の犠牲だけが芸術の不滅を保証するのだろうか?哲学者による凝縮の画家論。