『青の審判 天才ダ・ヴィンチの苦悩』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

青の審判―天才ダ・ヴィンチの苦悩

青の審判―天才ダ・ヴィンチの苦悩

★『青の審判 天才ダ・ヴィンチの苦悩』(木村拓美/たま出版/1260円)【→amazon
ダ・ヴィンチは、「青」によって何を表現しようとしたのか。「最後の晩餐」「モナ・リザ」をはじめ、ダ・ヴィンチの数々の絵画やデッサン、鏡面文字の中に秘められた謎を追う、書き下ろしノンフィクション。
 
ビートルズとアメリカ・ロック史―フォーク・ロックの時代

ビートルズとアメリカ・ロック史―フォーク・ロックの時代

★『ビートルズアメリカ・ロック史 フォーク・ロックの時代』(中山康樹河出書房新社/1890円)【→amazon
ビートルズがいなければ、アメリカは「ロック」を生むことができなかった。60年代、ボブ・ディランサイモン&ガーファンクル、バーズ、ママス&パパスetc.…「フォーク・ロック」誕生の現場から見える、アメリカ・ロックの新たな歴史と真実。
 ★『屁のような人生 水木しげる生誕八十八年記念出版』(水木しげる/角川書店/4935円)【→amazon
絵が得意だった少年時代、南方へ赴いた従軍時代、復員後の紙芝居、貸本漫画家時代を経て、商業誌デビュー、そして人気漫画家へ…今なお現役にして日本漫画界の驚異、水木しげるの代表作を年代的に網羅。少年時代に描いた幻の創作童話絵本や、今では読めない名作の数々も収録。水木ファン、妖怪ファン必携の、米寿記念作品集。
 
アイム・ファイン!

アイム・ファイン!

★『アイム・ファイン!』(浅田次郎/小学館/1470円)【→amazon
チュニジアで熱波に遭い、ラスベガスに遊び、西安を逍遥す…珠玉の40編。
 
サンデーとマガジン (光文社新書)

サンデーとマガジン (光文社新書)

★『サンデーとマガジン−創刊と死闘の15年』(大野茂/光文社/945円)【→amazon
1950年代終わり、高度成長の入り口に立った時代の空気を察知した小学館講談社は週刊少年誌創刊に向けて始動。早くも激しい先陣争いを展開した結果、サンデー、マガジン2誌同時創刊に至る。線の太く丸いメジャー漫画家の獲得、“さわやか”イメージ戦略、正統派ギャグ漫画路線を掲げるサンデー。他方、マガジンは、原作と作画の分業体制、情熱的な“劇画”路線と巻頭グラビア大図解を展開―それぞれ独自の方針を掲げ、熾烈な読者獲得競争を繰り広げた。本書は、両誌の黄金時代を現場で支えた男たちの人間ドラマに迫る。元編集者の証言は、私たちにスリルと多くの知恵を与えてくれる。懐かしい名作やブームの裏話も満載。