『書評で読む近世史』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

書評で読む近世史

書評で読む近世史

★『書評で読む近世史』(深谷克己/著 名著刊行会/3570円)【→amazon
百姓一揆、村方騒動といった民衆運動史、藩政・天皇朝廷・幕藩制国家にかかわる政治史関連のものなど、日本および外国の近世理解に関わる研究書の書評を収録する。
 ★『世界の歴史 24 アフリカの民族と社会』(樺山紘一・他編/中央公論新社/2000円)【→amazon
人類誕生の地であり、悠久の歴史をもつアフリカ。多様な民族を関係性から読み解き、西洋やイスラームとの出会い、信仰や慣習から、人々の暮らしを浮き彫りにする。人類学の成果を得て、躍動する大陸の歴史を詳述する。
 
写真記録 東京の歴史

写真記録 東京の歴史

★『東京の歴史−写真記録』(明治百年記念出版会・編/日本図書センターP&S/25200円)【→amazon
明治維新から東京オリンピックまでの100年の歴史を明治、大正、昭和前・後期にわけ紹介。西欧文明の吸収に急な明治を代表的建築物によって語り、大正、昭和前期は社会・文化面で把え、戦後は民主主義の開花の様相を描く。〔初版のタイトル等:日本の東京(東京都観光連盟 昭和43年刊)〕
 
ドラッカーへの旅

ドラッカーへの旅

★『ドラッカーへの旅−知の巨人の思想と人生をたどる』(ジェフリー・A.クレイムズ/ソフトバンククリエイティブ/1995円)【→amazon
ドラッカーへの旅へようこそ―本書を開くとあなたは、著者の案内で知の巨人ドラッカーの世界を旅することになる。変化に富んだ奥行きのある旅だ。著者の筆致はみずみずしく、在りし日のドラッカーの素顔と謙虚さ、偉大さを、余すところなく描き出している。ところどころで遭遇するハプニング―これもまた旅の醍醐味だろう―ともども、ぜひ楽しんでいただきたい。ドラッカーの教えは胸に深く残り、折に触れて大きな力となるはずだ。
 
マイケル・ポランニー 「暗黙知」と自由の哲学 (講談社選書メチエ)

マイケル・ポランニー 「暗黙知」と自由の哲学 (講談社選書メチエ)

★『マイケル・ポランニー「暗黙知」と自由の哲学』(佐藤光/講談社/1785円)【→amazon
科学の根源を問い、暗黙知理論を提唱した異色の科学哲学者。科学のみならず経済学・哲学・宗教学の分野においてもユニークな思考を展開した希代の天才の思想の全貌を初めて紹介する。