『民話が語る自然科学−見つめなおす郷土の風景』ほか

今日の読みたい本・おすすめ版。
1日5冊紹介(当分)。
 

民話が語る自然科学―見つめなおす郷土の風景

民話が語る自然科学―見つめなおす郷土の風景

★『民話が語る自然科学−見つめなおす郷土の風景』(宮橋裕司/慶応義塾大学出版会/2625円)【→amazon
海の水はなぜ塩辛い?熱海温泉発生の起源とは?猿のお尻が赤い理由は?「理科」の枠組みを超えた「自然科学」はこんなにも面白い!科学的なアプローチから日本の民話3000話を分析。民話を紡いだ日本人の豊かな想像力、忘れられた郷土の自然が、いまよみがえる。
 
忘れない 伊勢湾台風50年

忘れない 伊勢湾台風50年

★『忘れない伊勢湾台風50年』(中日新聞社出版部・編/中日新聞社/2000円)【→amazon
死者・行方不明者5000人以上という未曾有の被害をもたらした伊勢湾台風。被害の生々しい写真と、被災者の貴重な回想を柱に、伊勢湾台風の「記録」と「記憶」を伝える。
 
駅旅入門 行ってみたい駅50

駅旅入門 行ってみたい駅50

★『駅旅入門−行ってみたい駅50』(杉崎行恭/JTBパブリッシング/1650円)【→amazon
時刻表の人気連載「駅旅本線」を単行本化!連載では掲載しきれなかった写真やアクセス情報を追加掲載。
 
科学は大災害を予測できるか

科学は大災害を予測できるか

★『科学は大災害を予測できるか』(フロリン・ディアク/文藝春秋/1600円)【→amazon
ブラジルの蝶のはばたきひとつでテキサスの天気は変わってしまう。だから予測は不可能である。そう数字のカオス理論は証明した。では、大災害の予測は不可能なのか?物理学、気象学、経済学、天文学の最先端は、このカオス理論の断崖を越えようとする。
 
気候文明史

気候文明史

★『気候文明史−世界を変えた8万年の攻防』(田家康/日本経済新聞出版社/2730円)【→amazon
地球温暖化は人類の長い歴史の一こまに過ぎない。8万年にわたる寒冷化と温暖化の気候変化と人類は格闘してきたのだ。人類誕生、古代から中世、近世、21世紀まで、気候変化が世界の歴史をどう変えたのかを克明に解説。